パリ旅行記
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オルセー美術館(2)ここだけは外せない「見どころ」をめぐる

2014/01/09

パリ・オルセー美術館の正面玄関

パリ・オルセー美術館の正面玄関

オルセー美術館は、パリ三大美術館に入るほど、見どころの多い場所。展示するすべての絵画は、とても1日でも回りきれません。ルノワール、ドラクロワ、マネ、モネ、ゴッホ、ゴーギャンら"印象派"と呼ばれた画家の作品が多いです。世界に名だたる作品も数多くあります。

まず、オルセーに来て外せないのが、印象派の画家たちの作品。ルノワールの『ムーラン・ド・ラ・ギャレット』、モネの『サン・ラザール駅』、ドガの『アブサン酒』など、今までどこかで写真を見たことがあるような作品、しかも本物がオルセーには飾ってあります。しかも、ガラスの仕切りなどは存在せず、間近に見ることができるのが海外の美術館らしいところ。細かい油絵のタッチまで確認でき、特に『ムーラン・ド・ラ・ギャレット』は、現場のにぎやかな雰囲気がその絵画からとても伝わってきました。

そして、バルビゾン派のミレーによる代表作『落穂拾い』『晩鐘』なども見逃せません。当時、農民が描かれること自体が画期的で、そのミレーの筆や色の使い方なども近くで見れば見るほどよくわかりましたね。

初期印象派では、印象派の先駆者といわれるマネの作品に注目。例えば『草上の昼食』に描かれているヌードの裸婦像は、古典的なヴィーナス像のような理想化された美と異なる"庶民的"な雰囲気です。同じ絵画に描かれている男性が当時流行した フロックコートを着ているのも、描かれた時代を象徴している。

さらに、ポスト印象派として、ゴッホの『自画像』『オヴェールの教室』、ロザンヌの『リンゴとオレンジ』をはじめ、ポン・タヴェン派のゴーギャンによる『タヒチの女たち』、写実主義のクールベによる『画家のアトリエ』、アングル派のアングルの『泉』とドラクロワによる『ライオン狩り』の"ライバル対決"を見比べるのもおもしろかったです。

そして、オルセー美術館がかつて「オルレアン鉄道」の終着駅だったこともお忘れなく。駅舎の名残が館内で感じられます。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。