スペイン セビーリャ
「アンダルシアが満喫できる街歩き」「ヒラルダの塔」「アルカサル(王宮)」「黄金の塔」「サンタ・クロス街」などセビーリャを紹介します。

5月1日は祝日「労働の日」

2014/10/20

セビーリャのエル・コルテ・イングレス、ただし閉店中

セビーリャのエル・コルテ・イングレス、ただし閉店中

セビーリャを訪れたのは、4月30日でした。そして翌日、街に出てふと気づいたのが、ショッピング街のお店が軒並み閉店していること。平日だったのに、おかしい・・・と思いつつ、セビーリャ大聖堂やアルカサル(王宮)などは開いていたのでそのまま観光スポットをめぐり、再び街中に戻ってきた夕方、スペインの百貨店『エル・コルテ・イングレス』に行くと、やはり閉まっていました。

そして、唯一(?)オープンしていた『スターバックス・コーヒー』でコーヒーを飲みながら、スタッフに「エル・コルテが閉まっていたんだけど・・・」と聞いてみると、「今日はメーデーだから」と、あっさり。

メーデー!!!――まったくうっかりしていました。日本でも、この日に労働者の集会などが行われているので知っていましたが、これがスペインにもあるとは。あとで調べたら、メーデー=労働者の日は、スペインの祝祭日にあたり、主要な観光施設やバル・レストランは営業しているけれど、その他のお店はすべて休日なのだそうです。

この日にもし、買い物がしたいと思っても、店がほぼ閉まっています。その日しか滞在日がないとなると大変なので、次回からはきちんと調べていこうと思いました。観光ガイドブックや観光パンフレットなどにも載っていますが、今まであまりじっくり読んでなかったコーナーなので、実際に現地で痛い目に遭いました。

スペインでの祝祭日はほかに、新年(1/1)、主顕節(1/6)、聖木曜日・金曜日(4月第2週、年によって異なる)、聖母被昇天祭(8/15)、イスパニアーデー(10/12)、諸聖人の日(11/1)、憲法の日(12/6)、聖母受胎告知の日(12/8)、クリスマス(12/25)です。また、これらのナショナルホリデーのほか、自治州や市町村ごとのローカルホリデーも存在します。例えば、マドリッドだと、サン・ホセの日(3/19)、マドリッド自治州の日(5/2)、サン・イシドロの日(5/15)など。

クリスマスなどの祝祭日は、街全体が華やかですが、お店は休日で閉まっている・・・要注意です。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。