スペイン セビーリャ
「アンダルシアが満喫できる街歩き」「ヒラルダの塔」「アルカサル(王宮)」「黄金の塔」「サンタ・クロス街」などセビーリャを紹介します。

コロンブスの墓もある世界遺産「カテドラル」

2014/08/18

セビーリャ大聖堂とヒラルダの塔

セビーリャ大聖堂とヒラルダの塔

セビーリャに行ったなら、大聖堂(カテドラル)に行かないと価値がない、と言われるほどの超有名スポットです。セビーリャを代表する建造物で、世界遺産にも登録されています。

ヨーロッパにある聖堂の中で、バチカンのサンピエトロ寺院、ロンドンのセントポール寺院に次ぐ3番目に大きな規模を誇ります。しかも、幅広いやや特異な形で、これはかつてイスラム教のモスクだった名残だとか。

カテドラルの前に着いたのが10時半ごろで、オープンの11時には間に合ったものの、すでに入口には長蛇の列でした。仕方ないので、その列に並んでオープンを待ち、チケットを買って入場できたのは11時半頃でした。ちなみに、日本人観光客が多いツアーは別の団体入口から入場するので行列知らずだそう。ちょっとうらやましい・・・

このカテドラルを建設する時、「後世の人々が我々を正気の沙汰ではないと思うほど巨大な聖堂を建てよう」と建設したのも有名な話です。その通り、カテドラルの内部に入ると、その巨大さと立派さに思わずビックリ。昨年、バチカンのサンピエトロ寺院に行ったばかりで、さすがにその時ほどの感動はなかったものの、他の聖堂に比べても大きいです。

特に、コロンブスの墓があるのが必見かと。当時のスペインを構成していたというレオン、カスティーリャ、ナバーラ、アラゴンの4人の国王が柩を担いでいました。ちょど2年前、コロンブスの生まれ故郷のイタリア・ジェノヴァにも行っているので、コロンブスは最近なにかと縁がある・・・と思ったり。

また、聖霊の降臨を表すステンドグラス、アルフォンソ5世の墓がある王室礼拝堂、15世紀の聖歌隊席など、見どころは多いので詳しく見ているとカテドラルだけでかなりの時間を要しました。さすが、世界遺産。

荘厳なカテドラルの内部から外に出るとオレンジの中庭で街路樹が広がっていました。ちょっと休憩するのにここは良いと思いました。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。