ベルギー ブリュッセル旅行記
小便小僧、マンガ博物館、ワッフル、チョコレートなどベルギーの首都ブリュッセルについて紹介します。

「マンガ博物館」はタンタンがいっぱい!

2014/02/28

「マンガ博物館」はタンタンがいっぱい!

「マンガ博物館」はタンタンがいっぱい!

『地球の歩き方』を読んでいると、ブリュッセルに"マンガ博物館"があることを知りました。マンガといえば日本、のイメージがあったので、なぜベルギーに?・・・・・と考えたら、子どもの頃によく読んだマンガ『タンタン (TINTIN)』シリーズを思い出しました。タンタンの物語が誕生したのが1929年のブリュッセル、その作家もブリュッセル出身のエルジェ、ということで、「ブリュッセルに行ったらまずマンガ博物館に行くぞ」と、ずっと前から心に決めていました。

そして、ついにブリュッセルに行く機会が訪れました。パリから日帰りというとんぼ返りの旅ですが、マンガ博物館を見逃すわけにはいきません。

ブリュッセルの中心、グランプラスから北に歩いたところで少し迷ったものの、道行く現地の人に「マンガ博物館はどこでしょうか?」と、たどたどしいフランス語で訪ねると、とてもていねいに教えてくれました。そして見つけた、マンガ博物館。内部に入ると、オルタ設計のアールヌーボー建築がすばらしく、ホールではタンタンの胸像、物語に登場した「月ロケット」の模型が置いてあり、テンションが上がりました。

マンガ博物館への入場チケットを求めて列に並びました。そして、英語でチケットを買うと「日本人か?」と聞かれ、日本語の解説が書かれたファイルを渡されました。館内の表記はフランス語と英語が主でしたから、日本人向けにわざわざ用意してあるのかと驚きつつ、さすがマンガ発祥の国にはやさしい・・・・・などと思いました。館内の最初でマンガの起源から紹介するコーナーでは、もれなく葛飾北斎の『北斎漫画』がしっかり紹介され、明治期の風刺画なども見かけました。

そして、マンガ博物館の主役はやはりタンタンです。エルジェの経歴やこれまでのタンタンの全ストーリーを紹介する展示など、ファンにはたまらない内容かと。下のショップではタンタンの各国語版の絵本やフィギュア、ポスターなども販売されていました。

ちなみに、マンガ博物館に『紅の豚』の主人公、ポルコ・ロッソの等身大フィギュアも置いてありました。しかし、スタジオジブリに関する紹介はゼロ。なぜポルコがあったのか・・・ただただ謎です。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。