イタリア ピエモンテ州
バールの"選手権"で数年前に優勝したことがあるカフェに足を運んでみました

イタリア北西部 アルプス山脈の麓にある街を訪ねる

2014/06/18

イタリア北西部 アルプス山脈の麓にある街を訪ねる

イタリア北西部 アルプス山脈の麓にある街を訪ねる

イタリアは6回目、これまでミラノやローマ、ヴェネツィア、フィレンツェ、ジェノヴァ、ボローニャ、アドリア海など、南部以外はけっこういろいろな都市に行ったほうだと思っています。しかしながら、イタリアは街自体が1つの「国」のようなもので、世界遺産も数多く、それぞれの街を訪ねていくだけで一生かかるのではないだろうか、と思えるほど見どころが多い国だとつくづく思わされます。

今回、イタリア北西部、アルプス山脈の麓にある「ヴィエラ」という街を訪れました。ピエモンテ州に所属し、同州の州都トリノとミラノからそれぞれ100kmぐらいの場所です。自分は、マルペンサ空港の近くから車で行きました。

ほぼ何もない草原から、アルプス山脈の壮大な景色がだんだん近づいてきた時、ちょっと大きめの街に着きました。これがヴィエラの中心部で、大きなスーパーマーケットなどもちゃんとあり、もちろん郵便局やバール、レストランなども。立派な4つ星のホテルも2軒ほどありました。

ちなみに、ヴィエラで最も有名なのが「礼拝堂」だそうです。この建物は、9世紀か10世紀のロマネスク以前、耐火レンガや丸石で建てられ、4つの半円の後陣は片蓋柱によってそれぞれ3つに分けられているのが特徴だそうです。イタリアの街は古い街並みがうまく残されているので、この礼拝堂も街にしっかり馴染んでいると思いました。街の中心にはもちろんドォーモ(教会)がちゃんとありました。

なお、このヴィエラでは「ローレターナ」という、ヴィエラで採取した極軟水のミネラルウォーターが有名だそうで、実際に飲んでみると確かにおいしかったです。あと、地ビール「メナブレア」、伝統菓子「カネストレッリ」も、ヴィエラ名産とのこと。アルプス山脈から近いので、ウィンタースポーツ、登山、トレッキング、ゴルフ、乗馬、ハングライダーやパラグライダーなどのレジャーも盛んだと聞きました。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。