スペイン セビーリャ
「アンダルシアが満喫できる街歩き」「ヒラルダの塔」「アルカサル(王宮)」「黄金の塔」「サンタ・クロス街」などセビーリャを紹介します。

アンダルシアが満喫できる"街歩き"が楽しい

2014/08/11

セビーリャの街

セビーリャの街

スペインで、マドリッド、バルセロナ、バレンシアに続く第4の都市といわれるセビーリャ。ヨーロッパ屈指のリゾート地として人気のアンダルシア地方の州都であり、一方で、ビゼーのオペラ『カルメン』や、『セビリアの理髪師』などの舞台にもなったことで知られます。

セビーリャには、マドリッド・アトーチャ駅から高速鉄道「AVE」で約2時間。その日は夜でホテルで寝るだけで終わり、翌朝、セビーリャの街を歩き始めました。

イスラム文化が残る建物をはじめ、ヨーロッパ最強といわれた貿易都市だった名残もあり、街路樹が「オレンジ」なのもスペイン、アンダルシアらしく、歩き始めてすぐ「楽しい」と思いました。

セビーリャの見どころは、グアダルキビル川の東側に集中しているので、徒歩もしくは路面を走るトラムに乗ればすぐ移動できて便利です。川の西側も今では発展してにぎやかですが、旧市街地が残る東側がやはり観光の見どころがたくさんあり、その中でも特に南のほうに固まっていました。

そのセビーリャでまず起点となるのが、世界遺産にも指定されているセビーリャ大聖堂(カテドラル)に隣接する「ヒラルダの塔」でしょう。街歩きではまずこの塔を目指して歩き、迷うことなく着きました。そのそばに荘厳なイスラム風の宮殿「アルカサル」と、貴重な公文書を保存する「インディアス古文書館」があり、どちらも世界遺産に登録されています。

また、アルカサルの北側にある「サンタ・クロス街」も、まさにアンダルシアの下町の雰囲気たっぷりでよかったです。できれば、ここのカフェで休憩したかったですが、ちょうどお昼時で観光客が多くて断念。薄暗くなった夜も雰囲気がさぞいいと思います。

さらに、スペイン広場などにはトラムが便利。もし、人数が3〜4人なら、ヒラルダの塔のそばにたくさんいる馬車に乗ってみるのも手かと思います。割り勘すればけっこう安いと聞きました。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。