スペイン グラナダ
アルハンブラ宮殿の「チケット入手と交通アクセス」「ナスル朝宮殿」「アルハンブラバス」「見どころの多い街」を紹介します。

アルハンブラ宮殿以外にも見どころの多い街

2014/07/07

グラナダの中心にある「ヌエバ広場」

グラナダの中心にある「ヌエバ広場」

グラナダといえば、アルハンブラ宮殿がとにかく有名だけど、ほかにも見どころがいくつかあると聞き、せっかくなのでめぐってきました。

まず、グラナダで街歩きの起点といわれる「イザベル・ラ・カトリカ広場」。イザベル女王とコロンブスの像が立ち、まさにグラナダの中心にあたります。この広場から北東に行くと「ヌエバ広場」に出ました。ここからアルハンブラ宮殿に通じる「「ゴメレス坂」が延び、ダーロ川に沿ってまっすぐ進むと「アルバイシン」「サクロモンテ」に続きます。

グラナダの大通り、グラン・ビア・デ・コロンの南西に「カテドラル」「王室礼拝堂」があり、南側には「アルカイセリア」というイスラム時代に市場だった場所がいまやお土産店が軒を連ねる一大ストリートとなり、まるで中東のバザールのような雰囲気を味わいました。

アルハンブラ宮殿に行ったなら、その宮殿を一望できる丘、アルバイシンも訪れたいところ。ここに行くには、アルハンブラバス「31番」に乗って行きました。かつて城塞都市だった名残で迷路のような道になっていて、とにかく高台の「サン・ニコラス展望台」に必死で向かいました。そして、この展望台からアルハンブラ宮殿、そして背景にシエラ・ネバタ山脈が見える景色はまさに"絶景"で、自分が行った日は曇り空でしたが、晴れるととてもきれいなのだろうな、と思いつつ。

また、市内中心部にあるカテドラル、そして王室礼拝堂も見逃せません。特に、王室礼拝堂には、イザベル女王と夫のフェルナンド2世のカトリック両王の霊廟があります。カテドラルの建物より古いこの霊廟は歴史的、美術的にも一見の価値あり。一方、カテドラルはゴシック様式、プレテレスコ様式、ムデハル様式などさまざまな様式が混じっているのも珍しくて必見かと思います。聖堂内のステンドグラス、黄金に彩られた主祭壇も見事でした。

今回、マラガから日帰りでの訪問で、あまり時間がなかったのですが、グラナダは最低1泊してじっくり観光するほうがいいと思います。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。