スペイン ヘレス旅行記
名物ヘレスサーキット、TIO PEPEタワー、MotoGP スペインGP現地観戦を紹介します。

名物「ヘレスサーキット」に行く

2014/11/27

ヘレス・サーキットの入り口

ヘレス・サーキットの入り口

ヨーロッパはモータースポーツの本場といわれます。世界の自動車業界を見渡すと、四輪だとトヨタやホンダ、二輪だとホンダやヤマハなど日本メーカーが圧倒的に多いのですが、F1にしろMotoGPにしろ、ヨーロッパでのレース数が圧倒的に多いです。その中で、スペインはここ数年、特に二輪のレースが絶大な人気を誇ります。一説によると、サッカーのリーガ・エスパニョーラの次にMotoGPが人気なのだとか。数年前にはスペイン国王も現地観戦に来ていました。

MotoGPは現在、スペインで4戦も開催されています。ヘレス、バルセロナ、バレンシア、アラゴンの4つのサーキットで行われていますが、その中でも「ヘレス」は最も歴史が長く、ファンが最も多く集うサーキットで"スペインGP"の名称がつけられています(他のレースはカタルニアGP、バレンシアGPなど名称が異なります)

ヘレスは、スペイン南部のアンダルシア地方にある都市で、サーキットは都市部から8kmほど郊外に位置しています。アンダルシア自体、ヨーロッパで人気の高い観光地で、このサーキットでのレースもスペイン全土はもちろん、ヨーロッパ中からファンが集まります。ただ、スペインの中でも南部の、むしろアフリカに近いので、レース関係者の間でも「ヘレスは遠い」と言われています。

自分は、"白い村"で有名なアルコスデラフロンテラから車で行きました。20〜30分ほどでした。鉄道はヘレスまでしかないですし、バスも見かけなかったので、公共交通機関のみでサーキットまで行くのは厳しいかもしれません。

1980年代にオープンしたサーキットなので、近年のサーキットと異なり、見どころは多く、サーキットの周りをグルッと1周しながら歩くこともできます。ただ、日陰が極端に少なく、日差しも強烈でした。まだ5月初旬だったのに朝は10度以下、日中は40度になり、日焼け止めが効かないほど焼けて後がもう大変。日本の比にならないほど日焼け対策が必要だと、現地で大いに痛感しました。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。