整体師が教える健康法
普段の生活でどんなことに気をつければ良いのか?体の歪みは何が原因なのか?肩こり、腰痛解消法など整体師からみた健康について紹介します

ほうれい線、解消ストレッチ

2012/12/20

年齢を重ね弛んでくる頬。この頬が弛むと自然に脂肪が下がってくることになり、それによって、小鼻の脇から口元へとかけて八の字となって現れるほうれい線が、くっきりと目立ってきてしまいます。人にはもともと、生まれた時からほうれい線があるのですが、お肌にハリがある若い内には、これが目立つことはありません。ところが、年齢とともにお肌のたるみにともなって、徐々に、ほうれい線が顕わとなってきて老け顔となってしまうのです。

このほうれい線にお悩みの女性は、数多くいらっしゃいます。そんな、いわゆるブルドッグ状態となったほうれい線を解消するストレッチがあります。お肌のたるみを予防するには、表情筋をよく使うことが良いとされております。しかし、私たち現代人の日常生活では、その表情筋を使う機会が、非常に少なくなっているとも言われているのです。一説では、表情筋のわずか30%ほどしか使われていないとのこと。

表情筋を使わない日常生活、しかし、その先に待っているのは筋肉の衰えであり、お肌のたるみというものです。そのため、逆に、その表情筋をストレッチすれば、ほうれい線を目立たなくすることもでき、また、たるみやシワをも予防することが出来ることになります。そのための効果的なストレッチに、「あいうえおストレッチ」というものがあります。

まず、少し上を向いた状態で、口を大きく開けて、「あ」と発声します。つぎに、やはり大きく口を開けて、「い」と発声します。力を込めて、口を横に引っ張るようにするのがコツです。つづいて、頬をすぼめながら口を前に突き出すようにして、「う」と発声します。さらに、口を大きく開けながら歯を隠すようにして、「え」と発声します。

最後に、口を前へと突き出すようにしながら、「お」と発声します。この一連の発声をゆっくりと5回ほど繰り返しましょう。また、一つ一つの動作については、顔に力を入れたまま5秒ほどその状態を保つのがコツです。これによって、ほうれい線を解消し、シワやたるみを予防するとともに、表情豊かな若々しさを取り戻すことにもなるのです。

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ライタープロフィール

ガクドウさん/男性/年齢:50代/横浜市在住、サラリーマン時代から、文章を書く仕事に携わっていた関係から、現在はライターを職とするようになりました。人からちょっと変っていると言われますが、その分、ちょっと違った角度から物を書くことが出来ると思っております。よろしくお願いします。/ブログ