整体師が教える健康法
普段の生活でどんなことに気をつければ良いのか?体の歪みは何が原因なのか?肩こり、腰痛解消法など整体師からみた健康について紹介します

小顔のための、首ストレッチ

2012/10/29

顔のたるみは、どうしても実年齢よりも老けて見られてしまいがちです。そんな印象を与えてしまうのは、ご本人はもちろんのこと、相手にとって好ましいことではありません。とくに女性であれば、いくつになっても、若々しい笑顔と張りのあるお肌をキープしていたいものです。そのためにも、顔のたるみは大敵と言えます。そんな顔のたるみは、身体の裏側、つまり肩甲骨の周囲にある僧帽筋と深い関係があります。

というのも、この筋肉の緊張をほぐすことによって、滞りがちとなっていた血行を促進させることができ、お肌のよみがえりと顔のたるみを改善させ、小顔となりやすい身体を作ることができるのです。肩甲骨は、美容には欠かすことの出来ない、大切なポイントと呼ばれております。その理由は、ともあれ肩甲骨を動かそうとするには、僧帽筋を使わなくてはならず、それにより血行が良くなると同時に、顔の筋肉を後ろから引っ張り上げるという働きがあるからです。

また、僧帽筋は顔のそれぞれの表情筋とつながっているため、若々しい小顔をつくるためには、この筋肉を生き生きと活性化させる必要があるのです。さらに、胸筋もやはり筋膜によってつながっており、こちらは顔の筋肉や皮膚を引っ張り下げる働きをしております。そのため、これらの筋肉の働きが弱まってしまうと、それが顔のたるみとなって現れてしまうのです。そんな顔のたるみを改善させる、簡単な首のストレッチがあります。

まずは、右腕をななめ下に伸ばしたままの状態で、首をゆっくりと左に傾けます。この際のポイントは、首の横の筋肉をシッカリと伸ばすことです。片方が終わったら、もう片方も同じように行います。つぎに、頭の後ろで手を組み、ゆっくりと頭を前へと倒します。あごが首に着くまで行ったら、今度は、ゆっくりと頭を後ろへと倒すようにするのです。

このストレッチは、前後左右について、それぞれ3回ぐらいずつ行うと良いでしょう。なお、手首を回すことも、顔の筋肉を引き締めるのには、効果的だと言われております。手首を回すことによって、あごまでのリンパの流れが良くなり、それによって、あごのむくみが解消されるというわけです。

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ライタープロフィール

ガクドウさん/男性/年齢:50代/横浜市在住、サラリーマン時代から、文章を書く仕事に携わっていた関係から、現在はライターを職とするようになりました。人からちょっと変っていると言われますが、その分、ちょっと違った角度から物を書くことが出来ると思っております。よろしくお願いします。/ブログ