整体師が教える健康法
普段の生活でどんなことに気をつければ良いのか?体の歪みは何が原因なのか?肩こり、腰痛解消法など整体師からみた健康について紹介します

適切な運動量とは

2012/11/14

私たちの身体は、食べ物から摂取した、栄養分によって作られております。同時に、人としての活動の、食べ物から得られるさまざまな成分を、身体の中でエネルギーと変えているのです。私たちが日々、元気に活動できるのも、食事から得られるエネルギーによるものですが、その一方で、身体に蓄えられたエネルギーは、運動という形で消費しなければ溜まってしまうだけとなり、それによって、さまざまな障害をもたらすことにもなってしまいます。そのため、私たちの身体には、運動が欠かせないのです。

しかし、また、そうした運動も、ただ闇雲に、やればいいというものでもないのです。必要とするのは、適度な運動量というものであって、やり過ぎはかえって身体を壊す原因ともなってしまいます。さて、では、その適度な運動量とは、どの程度を指すのでしょうか。一般的に、必要とされる運動量は、各人によっても異なるものです。また、ご自分の年齢や性の別によっても、体力には違いがあるものです。そこで、効果的な運動の目安としては、普段の日常生活で使っている力よりも、ややオーバーロードとなることだと言われております。

例えば歩く場合でも、普段なら1分間に60メートルほど歩く方であるならば、5割増し程度の90メートルを目標とするなど、やや強い負荷を身体に課せるようにするのです。終わったあとに、なんとも言えないような爽快感が残る運動とは、概ね、その程度だと言われます。そして、そんな運動で大事なことは、毎日の生活習慣として、ムリなく、日常の生活の中に取り入れられるようにすることです。

そのためには、楽しみながらできるスポーツがあればベストです。また、一人でやるよりも、何人か一緒にやってくれるお友達などをつくることも、長続きするコツと言えます。つまり、運動というものは、その場限りというのでは、その効果はほとんどないと言ってよく、大事なことは続けるということだからです。ひと月に1回か2回程度、つき合いでゴルフにいったからといっても、それだけでは何もしていないのと変わりありません。

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ライタープロフィール

ガクドウさん/男性/年齢:50代/横浜市在住、サラリーマン時代から、文章を書く仕事に携わっていた関係から、現在はライターを職とするようになりました。人からちょっと変っていると言われますが、その分、ちょっと違った角度から物を書くことが出来ると思っております。よろしくお願いします。/ブログ