メキシコってどんな所?
そまちひろさんが1ヶ月滞在したメキシコを紹介します。

メキシコの独特の言い回しを覚えると便利

2016/02/16

メキシコはスペイン語の国ですが、他の国では使われないスラングや、先住民の言葉と混じった独特の言い回しなどがたくさんあります。結構会話の中に出てくるのに、知らないとまったく意味が分からないので、やっかいなもの。

そこで、覚えておくと便利な代表的なスラングや言い回しを紹介します。

Que padre!・・・
英語で言うと「クール!」みたいな意味です。すごくいいね、かっこいいね、みたいな感じでしょうか。padreはスペイン語で「お父さん」という意味ですが、どうしてこういう使い方をするのかは不明。

Chido!・・・
これも、「クール!」に当たる言葉です。「Que padre」が状況を表すときに使われるのに対して、chidoは人やものの修飾語のようにして使います。「La chica chida」(いけてる女の子)、「Este libro es chido」(すごくいい本)といった感じです。

Cherra・・・
これはビールの隠語。ビールはスペイン語で「cerveza」ですが、特に若い男性はCherraと言います。特にボトルのビールをさすことが多いです。

Camion・・・
これはもともとスペイン語でトラックをさす言葉ですが、メキシコでは大型バスをCamionと言います。Busも通じますが、バスに乗りたい、と言うと、「ああ、Camionね」と言い直されるので、トラックに乗りたいわけじゃない〜!と、最初は混乱していました。

Tarifa・・・
主にチケットや運賃の料金のことです。他の国では見かけないこの単語、メキシコでは遺跡の入り口でもバスの乗降口でもよく見かけます。

他にもここには書けない罵り言葉や、隠語などもたくさんあるのですが、それはメキシコに来てメキシコ人と会話するうちに、だんだんと覚えていってみてください。

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ライタープロフィール

そま ちひろさん/女性/年齢:30代/中南米(2013年現在)/フリーライターおよび翻訳業。お気に入りの国はインド、住んでみたい国はスペイン、そして現在は南米を縦横断中、という矛盾だらけの人生を満喫しています。著作に「ヘラクレイトスの水」(大宰治賞2009収録)。