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シンガポールのソウルフード「ラクサ」を食べてきました

2018/01/26

せっかくシンガポールへ行くなら、旅の想い出としてその土地特有のお料理も味わっておきたいですよね。その一つに「ラクサ」はいかがでしょうか?シンガポールにはおいしい名物がたくさんありますが、その一つに「ラクサ」があります。日本人には聞き慣れない「ラクサ」ですが、実はシンガポールではとても有名な料理です。どんな味なのか、冒険好きな私も食べてみました。ココナッツ好きな方でしたら気にいると思います。(私もココナッツが大好き)今回はシンガポールの郷土料理「ラクサ」について掘り下げてみます。 ココナッツ好きな方はぜひご参考にしてみてください。

ラクサって何?
簡単に言うと、ラクサはココナッツベースの麺料理です。主にシンガポールやマレーシアで食べられるヌードル料理で、地方によって見た目や味、トッピングも若干違います。私が食べたラクサは、ココナッツミルク入りの汁に、麺(太め)や海老、油揚げ、もやし、パクチー、卵がトッピングされていました。ラクサには豚肉を使っていないのも特徴です。それは豚肉が禁止されているムスリム派の人たちでも食べられるようにしているからです。ラクサはシンガポールでは「国民食」にあたるので、街のレストランは勿論、ホテルにもあります。もしも旅行中ラクサを食べ逃してしまった!という場合には、ラクサをお土産として買っていくといいでしょう。スーパーにも置いているのですぐ見つかります。ラクサ味のインスタント麺も人気です。様々なメーカーの商品があるので、麺類好きな友人へのお土産にもいかがでしょうか。お値も100〜300円とお手頃です。

ラクサの見た目はこんな感じでした
最初ラクサが出てきた時、私は「なんて辛そうなんだ!」と思いました。汁が赤っぽかったからです。真赤ではないものの、イメージ的にはタイ料理のトムヤムクンのような感じです。ライムとパクチー(=コリアンダー。ヘルシーだとして最近女性から人気のセリ科の植物。)も添えられていましたが、パクチーはお店によっては入っていないところ(あるいは別盛り)もあるようです。ちなみに私はパクチーも大好きなので喜んで食べました!

肝心のお味は?
私は「まろやか」だと感じました。辛いかな〜と覚悟して食べてみたのですが、意外に辛くなく、ピリ辛程度です。ココナッツが辛さを和らげているようで、「まろやかで甘みのある」味でした。ココナッツの効果でしょう。ココナッツ好きな私は汁だけ飲んでも「おいしい」と感じました!麺は太めで食感は沖縄のソーキそばに似ています。味は意外にあっさりしていて、見た目ほど全然しつこくありません。むしろ薄味です。濃厚と言われているのはココナッツの味の事でしょう。麺や味付け自体はかなり薄めで、とにかくココナッツの味が生きている麺料理です。ココナッツの香りに夏を感じますし、優しく甘味のあるテイストなので、私は十分楽しめました。もやしもたっぷりで野菜がとれるし、その他にも具材が入っているので、なんだかんだヘルシーな料理かも!と思いました。

全体の感想
ココナッツ好きな私は、ココナッツベースの汁にハマってしまい、汁だけで飲んでもおいしく感じました。ラクサはシンガポール風のラーメンとも言えますが、日本でお馴染のラーメンよりも麺が太めだったのが印象的でした。それもそのはず、麺は「米麺」だからです。太くてプリっとした米麺がクセになってしまう人もいるようですね。油揚げが入っているのも変わっていて新鮮でした。

まとめ
いかがでしたか? シンガポール料理の「ラクサ」について詳しくご紹介してきました。見た目は油っぽく辛そうな感じなのに、食べてみたらあっさり薄味でギャップがあります。
“ラクサの特徴"
・ココナッツ風味がスゴイ
・豚肉を使用していない
・麺は太め
・意外とあっさり
・パクチーが入っている事がある
シンガポールは暑いので麺類がすすみます。夏バテしそうになった時は、ぜひラクサで力をつけてください。ココナッツ好きな方ならきっとハマる一品でしょう。

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ライタープロフィール

レイさん/女性/年齢:30代/東京都在住/3度の飯よりコーヒーが好き。