シンガポールってどんな所?
「観光での楽しみ方」「人との接し方」「食べ物の楽しみ方」「危険の回避の仕方」「現地の気候について」などシンガポールの様子を紹介します。

歴史を紐解く〜シンガポール誕生の秘密はラッフルズ?

2017/10/30

シンガポールへの旅へ出る前にシンガポールのグルメ情報や交通、お土産、観光スポットをおさえておくのも大事ですが、歴史を知った上で旅行するともっと奥深くなるでしょう。シンガポールという国がいかにして出来上がったか、国名の由来は何なのか…謎を全てスッキリさせてから旅した方が一段と楽しくなります。そこで今回は、今一つシンガポールの歴史がよくわからない方のために、分かりやすくその起源について解説していきます。

シンガポールは貿易港だった
シンガポールはマレー半島の先端に位置しており、昔から交易船の停泊所とされていました。外国船の出入りもあり、貿易港として利用されていたのです。

シンガプーラと名付けられる
そして14世紀末には、サンスクリット語で「ライオンの町」を意味する「シンガプーラ」と名付けられるようになります。これが現在の「シンガポール」の名前の由来です。

マラッカ王国の支配下にされるシンガプーラ
とはいうものの、マレー半島自体が各国から標的とされてしまい、結局ポルトガルやオランダなどの領地にされていまいます。しかし内戦が勃発し、シンガプーラはお次は「マラッカ王国」の支配下に入ります。しかしそのマラッカ王国はポルトガルから攻撃され、シンガプーラも衰退に…。

オランダ領に…!
1641年、マラッカ王国のわずかな生き残りが建てた「ジョホール王国」は、オランダと手を組んでポルトガルを倒し、オランダ領とします。

「シンガポール」を創設したのはラッフルズ
現在のシンガポールが成り立ったのは、アジア貿易を目的に設立された東インド会社の書記官であったトーマス・ラッフルズのおかげです。彼がシンガプーラに目をつけ、島を支配していた「ジョホール王国」からシンガプーラを救い出し、英国植民地とする事に成功したのです。そして名称も英国風にシンガポールと改名しました。

ホテルの名前にもなっている「ラッフルズ」
シンガポールのヒーローでもあるラッフルズ書記官は、特に歴史や動物学を愛していて、ボロブドゥール遺跡や世界最大級の花「ラフレシア」も発見しました。
彼なくして「シンガポール」はなかったのですね!

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ライタープロフィール

レイさん/女性/年齢:30代/東京都在住/3度の飯よりコーヒーが好き。