アメリカ留学体験記
1990年代のアメリカ留学体験記。行った時期:1990年4月〜1993年7月、滞在期間:約3年

ハロウィンパーティ

2018/12/19

アメリカで生活していて感じたのは、向こうはとにかくパーティーやイベントが多かったことです。

学校内にあったカフェテリアを使って、学生主導のパーティーが頻繁に開催されていました。その内の一つに、ハロウィンパーティーがありました。私がアメリカに留学していたはるか昔、その当時の日本では、まだ今ほどハロウィンが浸透していなかったので、聞いたことはあったけどいまいち何をするパーティーなのかよくわかっていませんでした。

友人からは、とにかく仮装してパーティー会場に来いとしか言われてなかったので、どんな仮装をしてよいのかも全くわからず、とりあえずみんなが勧めるので、女の子の友人から服を借りて女装をするはめに・・・

後から考えると、服を貸してくれる時に、なんだかみんなニヤニヤしていたな・・・と

友人が化粧もしてくれて仮装はバッチリ完成です。最後に何故か口元から少し血を流すメイクをされて、言われるがままみんなで会場であるカフェテリアに行きました。

会場の入口を入ると、中はモンスターだらけ。皆それぞれ、思い思いのモンスターの仮装をしていて、ハロウィンを初めて体験する私にとっては完全な異次元でした。驚いている私に、友人達が大爆笑しながらようやくハロウィンの説明をしてくれました。話を聞いて状況がわかった時は、自分がほんと恥ずかしかったです(^^;)

でも、仕方ないのでそのまま口元から血を流す女の子になりきって、全力でパーティーを楽しみました。近所に住む子供たちが会場に来て、私たちに「Trick or Treat」と話かけてくるのですが、その意味を知ったのもその時でした。

今の日本のハロウィンパーティーでも、きっと意味を知らずに仮装したり、パーティーに参加している人たちも多いのでしょうね。でも、本場アメリカでの初ハロウィンで、まさか女装しちゃうなんて・・・。

それが、人生最初で最後の女装経験でした。今思い出しても、ほんと恥ずかしい思い出です。

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ライタープロフィール

ぷれちゃん/男性/年齢:40代/千葉県在住/アメリカの学校を卒業後、日本に帰国し営業職を経てIT業界に転職。システム開発やWeb開発を経験して、現在は熱血システム講師をしています。とにかく好奇心旺盛で、大好きな車に乗りながら、日本各地に温泉グルメドライブしています。