アメリカ留学体験記
1990年代のアメリカ留学体験記。行った時期:1990年4月〜1993年7月、滞在期間:約3年

いざ行かん!アメリカ留学へ!

2018/06/15

私がまだ高校2年生だった夏休みに、友人がアメリカへ短期留学をしました。それ程仲が良かった訳ではありませんが、夏休み明けにその友人からアメリカでの体験話を聞く機会がありました。

アメリカでの体験を楽しそうに話す彼の目は、すごくキラキラしていました。彼の口からこぼれ出る体験話は、海外旅行もしたことも無く、都会からは少し離れたそれ程刺激も無い町で生活していた私の心をグッと鷲掴みしてきたのを覚えています。

もともと、小さい頃から好奇心は旺盛な方で、知らない場所に行くのが楽しかったり、新しい体験をすることもワクワクする性格でした。小学生の時には、生徒会長に立候補するよりも、立候補者を推薦する広告塔のような役割を率先して行い、少しでも目立つように人の前へ前へと楽しみながら出ていた記憶もあります。

そんな訳で、アメリカ生活という未知の体験話を聞いた私は、沸々とアメリカへの興味を高めていったのです。しかし、両親も特に海外と関係する仕事をしていた訳でも無いし、なにより私自身が英語が好きだった訳でも無かったので、時間の経過と共にアメリカへの気持ちは少しづつ収まっていったのです。

そして時は過ぎ、高校3年生になり理系の大学受験をしました。結果は実らず、翌年再び大学受験をした際に、ある大学にてその大学のアメリカにある姉妹校の話を聞きました。その瞬間、心の奥底に眠っていた私のアメリカという炎が再燃したのです。

ですが・・・我が家は普通のサラリーマン家庭。お金もかかることだし、簡単に行ける訳では無いことも自覚していたので、特に親に相談することもありませんでした。

ある時、ふとしたタイミングで父親と会話をしていた時に、実は父親は若い頃にアメリカに行ってみたかったけど、自分にはその勇気が無かったから、息子には行かせてみたい・・と思っていたとのことでした。

「なんという偶然」

すぐに自分もアメリカに行きたい気持ちがある旨を父に伝え、幸運にも私のアメリカ留学が実現することになったのでした。本当に私は恵まれてました。アメリカ行きを承諾してくれた両親には、心から感謝しています。

アメリカ留学をした事によって、私の人生は大きく変わりました。アメリカに行って苦労も沢山ありましたが、現地で体験した数々の事、そして出会った人達、全てが私の人生の大きな糧になっています。

自分の子供にも「アメリカ留学」をさせてやりたいな・・と思っている今日この頃です。

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ライタープロフィール

ぷれちゃん/男性/年齢:40代/千葉県在住/アメリカの学校を卒業後、日本に帰国し営業職を経てIT業界に転職。システム開発やWeb開発を経験して、現在は熱血システム講師をしています。とにかく好奇心旺盛で、大好きな車に乗りながら、日本各地に温泉グルメドライブしています。