アメリカ留学体験記
1990年代のアメリカ留学体験記。行った時期:1990年4月〜1993年7月、滞在期間:約3年

ロッキー山脈でのスキー

2018/09/03

留学中に、アメリカ本土の中央近くに位置するアイオワ州に住んでいたことがあります。ある年の冬、友人たちとスキー旅行に行くことになりました。折角のスキー旅行なので、アメリカらしい所に行きたかったので、コロラド州のロッキー山脈にあるスキー場に行くことに決めました。

アイオワからは、グレイハウンドと呼ばれる長距離バスに乗っての移動でした。グレイハウンドは、アメリカ国内では最大規模のバス会社で、飛行機と比べると格安の料金なので、時間がかかっても良いから少しでも安く移動したい場合には、とても助かります。ただ、スタッフの対応はかなり適当だったような記憶があります。日本のような細かなサービスは期待しない方がいいですね。

アイオワからコロラド州のデンバーまでバスに乗って移動したのですが、確か出発が夜で、夜通し走って朝方デンバーに到着したような記憶があります。

途中、何度かサービスエリア的な所でトイレ休憩があるのですが、言われていた時間が過ぎると早々に出発してしまうので、十分注意が必要です。とは言いつつ私はほとんど寝ていたので、気づけばデンバーに到着していました。

日本に居た頃は、「デンバーという名前を聞いたことがある・・・」程度でしたが、まさか自分がデンバーの街に来ることがあるなんて全く思いもしませんでした。デンバーはビルもたくさん建っていて、当時住んでいたアイオワの街よりも都会的でした。デンバーからは、少し小さなバスに乗り換えて、今回の目的地であるウインターパークというスキー場のすぐ近くにあるホテル(と言ってもロッジみたいでした)に移動しました。

ホテルに着いてフロントでチェックインを済ませたら、部屋に荷物を置いてスキーウェアに着替え、早々とゲレンデへ向かいました。スキー板やブーツ等はゲレンデ近くにあったレンタルショップでレンタルして、いよいよロッキー山脈スキーデビューです(^^♪

リフトに乗って山頂へ向かいます。ゆっくりゲレンデを登っていくのですが、そこから見た景色は最高でした。ゲレンデは、日本のように人混みで埋め尽くされることも無く広々としていて、見渡す限りの雄大なロッキーの山々。天気も良かったので、青空と真っ白い雪との素晴らしいコントラストに感動しました。

感動しているうちに、いよいよリフトが終点に近づき、リフトのバーを上げて降りる準備をし、いざ降りる・・・となった時、手に持っていた私のストックが地面に突き刺さり、そのままリフトが進んでストックはボッキリと2つに

「やっちゃった・・・」

終点に着いて早々、下まで戻りレンタルショップにとんぼ返りしました。店員さんに謝罪をし、ストックを交換して再びリフトへ。その後はリフトの乗り降りには細心の注意をして、快適にそして存分にロッキー山脈を満喫することができました。 皆さんも、リフトの乗り降り時にはご注意を

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ライタープロフィール

ぷれちゃん/男性/年齢:40代/千葉県在住/アメリカの学校を卒業後、日本に帰国し営業職を経てIT業界に転職。システム開発やWeb開発を経験して、現在は熱血システム講師をしています。とにかく好奇心旺盛で、大好きな車に乗りながら、日本各地に温泉グルメドライブしています。