アメリカ留学体験記
1990年代のアメリカ留学体験記。行った時期:1990年4月〜1993年7月、滞在期間:約3年

アメリカでのボーイスカウト活動

2018/10/03

私は、小学生の頃に日本でボーイスカウトに入っていました。ハイキングやボランティア、キャンプ、地域の行事に参加したりと色々な活動をしていたのですが、ポートランドでお世話になっていたホームステイ先の家主さんがアメリカ政府に努めていた人で、現地のボーイスカウトの人達と一緒にキャンプする機会があるとのことで、私も参加させてもらえることになりました。

キャンプ当日は、家主さんの車に乗せてもらって、ポートランドから東へ向かった先にあるキャンプを行う予定だった山へと連れていってもらいました。現地に到着すると、本場アメリカのボーイスカウトの隊員から、テントを1つ渡されて自分で設営。日本でもテントの設営は、ボーイスカウトのキャンプの際にやっていたので、なんなく設営することができました。

その後、みんなで木材や斧、ワイヤー等を持って、山の中を奥へ奥へと進んでいきました。しばらく歩くと川にたどり着き、そこに運んできた資材や道具をおろしました。よくよく聞いてみると、今回のキャンプの目的は、その川に掛けられていた木製の橋の修理と補強を行うとのことでした。

運んできた木材を切ったり、杭を打ったり、ワイヤーを繋いだり、皆で協力しながら橋の修理と補強を行い、日が陰り始めた頃にようやく作業が終わりました。しばし休憩を取った後に、再び来た道を戻ります。スタート地点だったテントを設営していた場所まで戻ると、今度はみんなで夕食の準備です。岩を組んで薪をくべて火を起こし、網をのせたら準備完了(^^♪用意されてた大量の肉と野菜でバーベキューの始まりです。

日もすっかり落ちて暗くなったところで、木を積み重ね作ったキャンプファイアーも始まりました。火を囲みみんなで談笑しながら、焼き立てのおいしいお肉を堪能できて、とても楽しかったです。空には満天の星が輝いていて、あの光景は今でも忘れられません。

お腹も膨れ、みんなとの楽しいひと時も終わり、自分で設営したテントに入ると日中の疲れからか、すぐに眠ってしまいました。自然に囲まれた山の中でぐっすり眠って、翌朝の目覚めも爽快でした。テントを出た後、大きく深呼吸したことを今でも覚えています。

思わず実現した、アメリカでのボーイスカウト体験でした。

関連記事
ライタープロフィール

ぷれちゃん/男性/年齢:40代/千葉県在住/アメリカの学校を卒業後、日本に帰国し営業職を経てIT業界に転職。システム開発やWeb開発を経験して、現在は熱血システム講師をしています。とにかく好奇心旺盛で、大好きな車に乗りながら、日本各地に温泉グルメドライブしています。