アメリカ留学体験記
1990年代のアメリカ留学体験記。行った時期:1990年4月〜1993年7月、滞在期間:約3年

海外留学で学んだこと

2018/08/09

アメリカに留学して、それまでの自分自身の物の考え方や行動の仕方は大きく変わりました。

日本で原付の事故により顔に大きな傷が残った状態で、単身アメリカに渡りました。そこで出会った人達は、まるで私の顔に傷なんか無いかのように普通に接してくれました。決して同情する訳でも無く、他の人達と「平等」に、そして「普通」に接してくれたことがとても嬉しかったです。

おかげで、日本では傷を気にして消極的な考え方になってしまっていた私は、自分は自分という意識をしっかりと持ち、ポジティブ思考ができるようになりました。同時に、自分から他の人を見た時の感じ方も変わりました。その人の見た目に左右されることなく、しっかりとその人を理解していこうと思うようになりました。

色々な国の人達と出会い、様々な意見や考え方を見たり聞いたりしていく中で、少しづつ柔軟な考え方もできるようになった気がします。

そして、人生で一番勉強していたであろう学校生活や友人達と過ごした楽しい週末も、貴重な経験でした。全力で勉強して、全力で遊ぶ。「ON」と「OFF」の大切さも身をもって感じました。

また、アメリカに留学するまで私は海外旅行などしたことが無かったのですが、留学を機にアメリカ国内の様々な場所に行くことが出来ました。コロラド州のロッキー山脈にある山にスキー旅行に行ったり、フロリダのディズニーワールドやロサンジェルス、ラスベガス、シアトルなど数多くの街に行きました。壮大な大自然があるかと思うと、一方、巨大なビルが立ち並ぶ大都会があったり、エンターテイメント満載のリゾートの街があったり・・・。「やっぱりアメリカは広い!」と心底感じました。普段私が見ていた世界は、まだまだちっぽけでした。もっともっと視野を広げて、物事をグルーバルに考えなければいけないなと思うようになりました。

今の私の生活や仕事において、アメリカ留学で得た経験全てが活きています。人との出会いの大切を教えてくれたアメリカ、そして留学を許してくれた両親に、本当に感謝しています。

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ライタープロフィール

ぷれちゃん/男性/年齢:40代/千葉県在住/アメリカの学校を卒業後、日本に帰国し営業職を経てIT業界に転職。システム開発やWeb開発を経験して、現在は熱血システム講師をしています。とにかく好奇心旺盛で、大好きな車に乗りながら、日本各地に温泉グルメドライブしています。