アメリカ留学体験記
1990年代のアメリカ留学体験記。行った時期:1990年4月〜1993年7月、滞在期間:約3年

アコースティックギター

2018/11/28

アメリカ留学中に、仲の良かった友人の影響で、ギター未経験の友人達と一緒にギターを始めることになりました。

ギターを教えてくれることになった友人は、プロを目指して日々練習しているので、ギターの腕前は本格的です。日本では特にギターを触ったことすら無かったのですが、もう一人の友人が「ギター弾けたらかっこいいから、一緒にやろう」と誘ってくるので、なんとなく私も始めることにしました。

「形から入ろう!」とのことで(笑)、友人と一緒に近所の楽器屋さんにギターを見に行きました。店内には色々な種類のギターが置いてあり、値段もピンキリ。そんなにお金をかけることもできないので、店員さんに初心者向けのアコースティックギターを選んでもらいました。友人と一緒に2つ買うから・・・ということで、ギターケースもサービスしてくれて、購入したばかりのギター片手に、意気揚々と友人宅へ。

まずは、基礎中の基礎から教わります。弦の張り方、締め方などなど・・・。その後、ギターの持ち方、ピックの使い方。しばらく適当に「じゃんがじゃんが」弾いて、感触をつかみます。

そして次はコードです。まず教わったのは「C」。左手の指使いを教えてくれるのですが、なにせ初心者。指がつりそうでした。しばらく「C」の形で、「じゃんがじゃんが」します。指先をネックにギュッと押し付けないといけないので、指が痛い

次にコード「D」。指使い教わって、「C」と「D」を交互に鳴らしていくのですが、指も痛いし、全然音楽じゃないし、この辺でもう嫌になってきました。

私ともう一人の友人が、ぶーぶー文句を言い始めたので、好きな曲を引けるように、出だし部分だけでも練習してみようということになり、私は当時流行っていたMr.BIGの「TO BE WITH YOU」を教えてもらうことにしました。この曲は、出だしにギターをコツコツ叩いてリズムをとって、そのあと弦の上をぎゅーんと指を動かしてから、曲が始まるので、見た目がとてもかっこいいのです。その部分のみを念入りに練習したおかげで、曲の出だしから最初の数十秒ぶんは真似できるようになりました。

でも、結局それでおしまい。それ以上練習できずに、ギターはずっとケースの中。結局形だけで終わっちゃいました。

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ライタープロフィール

ぷれちゃん/男性/年齢:40代/千葉県在住/アメリカの学校を卒業後、日本に帰国し営業職を経てIT業界に転職。システム開発やWeb開発を経験して、現在は熱血システム講師をしています。とにかく好奇心旺盛で、大好きな車に乗りながら、日本各地に温泉グルメドライブしています。