アメリカ留学体験記
1990年代のアメリカ留学体験記。行った時期:1990年4月〜1993年7月、滞在期間:約3年

記憶に残る卒業式プレパーティー

2018/11/06

アメリカでの大学の勉強も無事に終わり、いよいよ卒業式目前の前日、楽しくもあり苦しくもあった大学生活で苦楽を共にした仲間の皆で、飲んで騒いで語り明かそう!ってことになり、友人のアパートに、仲が良かった友人達が集まって卒業式のプレパーティをすることになりました。

みんなそれぞれ自由に食べ物や飲み物を持ち込み、準備ができたら早速パーティが始まりました。ピザやチキンにチャイニーズフードなど選り取りみどり。飲み物も、ビールやワイン、ジュースやカクテル等を飲み放題。

皆で、学校生活での思い出を語って懐かしんだり、笑ったり…。話は尽きませんでした。そのうち、ギターを片手に歌を歌いだす友達もいたりと、とても盛り上がりました。

そんな中、ふと誰かがゲームをやろうと言いだし、25セントコインを手に取りました。そのコインをテーブルの上に落とし、横に置いたカップに上手く入ればOKで、入らなかった場合は小さなグラスに注いだビールを飲み干すゲームでした。

皆酔っ払っていたし既にかなり盛り上がっていたので、すぐさまゲームに突入。皆で時間を忘れて盛り上がりました。当然コインを上手く入れることが出来ずに、飲むビールの量も増えて行き、いつの間にやら皆その場で雑魚寝したまま朝を迎えたのでした。

で、冷静になって皆の顔を見ると、眉毛が繋がっていたり、頬にうずまきが描かれていたり・・・。メチャクチャ落書きだらけの顔でした。当然私の顔にも。

どうやら、皆酔っ払っていた中、罰ゲームのビールを飲み干すことにプラスして、顔に落書きされるルールを追加していたようでした。そんなことスッカリ忘れてしまっていて、みんなで顔を見合わせて大笑い。

でも、卒業式の開始までそんなに時間が無いことに気付き、慌てて顔を洗ったのですが、全然落ちない…。油性のペンで描いてたみたい。皆大慌てで、なんとか顔の落書き消して、一旦家に帰った後に学校に集まり、無事に卒業式を迎えることができました。

記念に皆で撮影した写真をよく見ると、顔にうっすら落書きが残っていて、一生忘れられない卒業式となったのでした。

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ライタープロフィール

ぷれちゃん/男性/年齢:40代/千葉県在住/アメリカの学校を卒業後、日本に帰国し営業職を経てIT業界に転職。システム開発やWeb開発を経験して、現在は熱血システム講師をしています。とにかく好奇心旺盛で、大好きな車に乗りながら、日本各地に温泉グルメドライブしています。