アメリカ留学体験記
1990年代のアメリカ留学体験記。行った時期:1990年4月〜1993年7月、滞在期間:約3年

シアトル空港での乗り換え体験

2018/10/05

かなり昔のことですが、日本から留学先だったオレゴン州ポートランドに行く際に、いつもは成田とポートランドの直通便があったデルタ航空の飛行機を使っていました。

ある年の冬に学校の休みに合わせて日本に帰国した後、再び留学先のポートランドに向かう際、成田発のユナイテッド航空のチケットを安く買えたので、いつもの直通便では無く、成田発シアトル経由のユナイテッド航空の飛行機でポートランドに向かうことにしました。

一旦シアトルの空港に行って、そこで飛行機を乗り換えるだけだし、シアトルからポートランドはそんなに遠くないのであまり気にしていませんでした。

いつもと同じように成田空港から飛行機に乗り、アメリカまでなので飛行時間は長いのですが、それなりに快適な空の旅を過ごして無事にシアトル空港に到着しました。乗り換えの為、飛行機を降りて一旦シアトル空港の乗り換えロビーに移動して、乗り換え予定の飛行機の出発時間まで椅子に座って待っていると、何やらカウンターの方にいたスタッフの方たちがバタバタし始めたのです。

何があったのか少し気になりましたが、そのまま椅子に座って待っていると場内アナウンスが流れてきました。そのアナウンスに耳を傾けて聞いてみると、どうやら私が乗る予定だった飛行機にトラブルがあって出発が遅れるとのことでした。

飛行機の出発が遅れることはよくあることなので「まぁ仕方が無いか・・・」と納得し、そのままロビーの椅子に座って出発まで待つことにしました。しかし待てど暮らせど飛行機の出発時刻が決まらず、ただただ時間が過ぎていくばかり。さすがに私も疲れてきて、スタッフの人に毛布を借りて椅子をいくつか使って横になっていました。

結局ロビーで5〜6時間待たされて、ようやく飛行機が出発できる状態になったとのことで、飛行機の搭乗口まで移動するよう案内されました。しかし、そこに行くまでが凄く遠くて寒かった。途中、仮で作ったようなプレハブの様な通路があり、上下や壁のつなぎ目が凍っていたり、隙間風もピューピュー吹いてて、とにかく寒かった記憶があります。

その後ようやく飛行機に乗ることができ、なんとか無事にポートランド空港に到着することができましたが、ほんと寒くて辛い飛行機旅となってしまいました。やっぱり直行便が最高だと、痛いほど感じました。

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ライタープロフィール

ぷれちゃん/男性/年齢:40代/千葉県在住/アメリカの学校を卒業後、日本に帰国し営業職を経てIT業界に転職。システム開発やWeb開発を経験して、現在は熱血システム講師をしています。とにかく好奇心旺盛で、大好きな車に乗りながら、日本各地に温泉グルメドライブしています。