アメリカ留学体験記
1990年代のアメリカ留学体験記。行った時期:1990年4月〜1993年7月、滞在期間:約3年

素晴らしきかな「アメリカ下宿生活」

2018/07/17

ポートランドにある語学学校を卒業した後、オレゴン州セイラムにある大学に無事に入学することができました。当時住んでいたポートランドからセイラムまでは、西海岸を南北に走るハイウェイI5を使って約1時間ぐらいかかる為、セイラムに引っ越しすることにしました。

最初は、学校近くのアパートを契約して住んでいましたが、よりアメリカの人達と接して英語に触れる機会を増やそうと、別の住まいを探すことにしました。

丁度、私がよく行っていた小さな個人経営のレンタルビデオ屋の店長の息子さんが、近くの一軒家に住んでいて使っていない部屋があるので下宿人を探しているとのこと。その話を聞いて即決しちゃいました。

無事に新しい下宿先に引っ越しをして、アメリカでの下宿生活スタートです。家主はBill(ビル)という名前の息子さん。家は学校近くの住宅街にある平屋の一軒家でした。その1部屋を間借りする形です。台所やトイレ、お風呂は共同で使わせてもらい、冷蔵庫も中の一部の場所を自由に使わせてもらえました。当時乗っていた、中古で買った私の大好きな真っ赤なHonda初代プレリュードも、家の前のパーキングスペースに停めさせてもらえたので、通学も大変楽でした。

下宿して良かったのは、やはり毎日の生活の一部にアメリカ人とのコミュニケーションがあることです。Billは大変気さくな人で、私に対して気軽に接してくれました。その毎日の何気ない会話の中で、学校では学べない日常英語やスラング等も勉強できて、本当の生きた英語を学ぶことができました。

ある日、大学の授業が終わって帰宅の途中、私の車が急に交差点でエンストを起こして動かなくなったことがあります。なんとか自分で車を押して、交差点を抜けた先の道路横まで避難したのですが、その後何度エンジンをかけようとしても全く反応無し。困り果てて、下宿先のBillに電話をしたところ、すぐに助けに来てくれました。彼は車に詳しくその場で修理をしてくれて、事なきを得ました。その後も色々なことで相談に乗ってもらったり助けてもらったり・・・。Billには本当に感謝しています。

寮やアパート生活では絶対に体験できない、素晴らしい下宿生活でした。あ〜〜下宿して良かった〜〜!(^^♪

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ライタープロフィール

ぷれちゃん/男性/年齢:40代/千葉県在住/アメリカの学校を卒業後、日本に帰国し営業職を経てIT業界に転職。システム開発やWeb開発を経験して、現在は熱血システム講師をしています。とにかく好奇心旺盛で、大好きな車に乗りながら、日本各地に温泉グルメドライブしています。