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大阪/日根神社 日本で唯一「枕」「寝床」の神様

2013/02/24

枕をまつる日根神社

枕をまつる日根神社

全国に数ある神社の中で「枕」「寝床」の神様をまつるのは、大阪・泉佐野市にある日根神社だけだそうです。近年、インターネットや精神的なストレスの影響で、睡眠不足に悩む人が5人に1人ほどいるとのこと。だから、睡眠を改善したいとお参りする人が続々と増えていると、神社で聞きました。

日根神社がなぜ、安眠や睡眠のご利益で信仰を集めるようになったのか。もともと、子宝や安産を祈願するのに枕を奉納してきた経緯から、枕=睡眠、つまり「ぐっすり眠れますように」と、日ごろから不眠で悩む人、病気の回復を祈願する人が訪れていたとのこと。特に最近、仕事、学校、育児などのストレスからイライラして眠れない、新居に引っ越したけどなかなか寝れないという人が増えてきたそうです。

そこで、日根神社では、枕の柄を織り込んだお守り、寝室に貼るお守りなどを授与しています。お守りに刺繍で織り込まれた枕がなかなかかわいく、また「枕御守」はそのまま枕の形をしていました。この枕の形をしているお守り、村娘が願いを込めて枕を作って奉納したことに由来する「まくら祭り」からきているとのこと。この祭り、奉納された枕にとてもご利益があるといわれ、かつてその枕を盗みに入った人もいたほどだったとか。また、部屋に安眠の御札を貼っておくとたしかにご利益がありそうだ、とも思いました。

日根神社自体も、なかなか立派な神社です。都会の中にある神社とは違う、周辺には大阪とは思えないほどのどかな田園地帯が広がっています。駐車場もあって車で行くのに便利、というより車でしか行けない、かも。関西国際空港やりんくうプレミアム・アウトレットからも近く、この日根神社に行った時はちょっとしたドライブ気分を味わいました。ちょうど安眠ではなく安産祈願の夫婦が赤ちゃんを連れて参拝しているのも見かけました。地元では安眠よりも安産のほうで有名のようでした。

日根神社

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。