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京都/大政奉還の舞台「二条城」

2013/01/24

二条城の唐門は必見スポット

二条城の唐門は必見スポット

二条城の入口にて

二条城の入口にて

京都市内にあるお城、といえばある意味、二条城のことを指します。でも、日本のお城というと、立派な天守閣を持っているイメージが強いので「京都の中心部にお城なんて、あったっけ?」って思われがち。たしかに、二条城に天守閣はありません。

二条城を築城したのは、江戸幕府の初代将軍だったあの徳川家康で、1603年(慶長8年)のこと。家康が将軍宣下に伴う賀儀を行い、そして、15代目の最後の将軍となった徳川慶喜が大政奉還を行うという、いわば江戸幕府の始まりと終わりの舞台となりました。

現在、二条城には、御殿や櫓、門、石垣、堀、庭園などが残っています。バスや地下鉄でアクセスできるので便利で、いつもたくさんの観光客でにぎわっている印象があります。外国人も多いです。

特に印象的だったのは、国宝にも指定されている二の丸御殿。大広間、黒書院、蘇鉄の間など、どれも当時そのままで見ごたえがありました。大政奉還が行われた場所も一般に公開されていて、模型が並べられていて雰囲気たっぷり。また、重要文化財の本丸御殿は、京都御苑にあった桂宮邸にあったものを移設したもの。ほか、二の丸御殿の唐門や築地、各城門や隅櫓、土蔵なども重要文化財。

さらに、特別名勝に指定されている二之丸庭園もとても立派で、ちょうど紅葉の季節に散策しながらいい経験ができました。

実はこの二条城、家康が作ったのがどうも最初ではない模様。室町幕府の足利尊氏から義満まで3代の将軍が二条に屋敷を構えていたため、二条城と呼ばれていたそう。また、室町幕府の15代将軍だった足利義昭の居城として織田信長が作ったのが二条城、その織田信長が京都に滞在する宿として整備してのちに皇太子に献上した邸宅が二条城・・・などの歴史も伝わっているそうな。

そして現在、家康が手がけて残っているのが今の二条城、とのこと。京都で起こった歴史を紐解いていくと、いつも勉強になります。

二条城 公式ホームページ

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。