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京都/あの「東寺」にうまいものあり

2013/01/14

新幹線からも見える京都のシンボル「東寺」

新幹線からも見える京都のシンボル「東寺」

東海道新幹線から見える五重塔、東寺。この東寺と、反対側にある京都タワーを見ると「京都に来た!」といつも実感させられます。でも実際のところ、東寺に行ったことは最近までありませんでした。京都駅から北にはよく行くけど、南にはほとんど行く機会なし。見どころが北に集中しているのもありましたが・・・

この東寺、門前名物のグルメが実は多いことに最近、気づきました。

まず、「笹屋伊織」のどら焼き。どら焼き、といっても一般的にイメージするあのどら焼きではなく、銅鑼(どら)を使って焼く、中にあんこが詰まった和菓子です。笹屋伊織は、かつて七条堀川あたりにあった左市に、享保元年(1716年)に創業したそう。そして、その江戸時代末期、東寺の僧侶から、副食になるお菓子を作ってほしいと頼まれて考案されたのが、このどら焼きの発端になったのだとか。

現在、笹屋伊織のどら焼きは、弘法市が立つ毎月21日前後の3日間限定でのみ買うことができる。ので、狙って一度ピンポイントで買いに行きました。竹皮に包まれているのを持って帰り、温めたら皮のモチモチ感が出てすごくおいしかった。いつでも食べられるものじゃないので余計にレアな感じがしました。

東寺の門前にもう1つ、「東寺餅」も有名。大正元年(1912年)創業で、もともとよもぎ大福で有名なお店が、店名が御菓子司東寺餅、ということで作ったのだそう。もち粉には最高級の羽二重餅を使っているだけあって、口に入れるとそのやわらかさに感動。そして、メレンゲを加えて白さが際立ったきゅう肥、さらに、なめらかなこしあんとの相性もバツグンです。つい何個でも食べてしまいそうなおいしさ、店頭で注文してすぐ、できたてアツアツを食べるのが一番おいしいと思いました。もちろん、定番のよもぎ大福もボリュームたっぷりで、これもすごくおいしい!

東寺の門前は、和菓子好きには本当に見逃せません。これだけのために東寺に行く価値ありです。

東寺 - 世界遺産 真言宗総本山 教王護国寺

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。