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大阪/難波八阪神社 泣く子も黙る獅子舞台

2013/02/14

難波八阪神社の獅子舞台

難波八阪神社の獅子舞台

いかにも派手好きな大阪人らしいというか、一度見たらインパクト絶大な神社といえば、難波にある難波八阪神社ではないかと思います。

吉本新喜劇が行われているなんばグランド花月から歩いて10分ほど、ビルとマンションが立ち並ぶ一角に緑がうっそうと茂る神社が見えてきました。そして、鳥居をくぐろうとしたらビックリ、その鳥居の向こうからなんだかとてつもなく大きい獅子がいる!

その獅子、近づけば近づくほど、その大きさにただただ圧倒されるばかり。高さは5メートルはあるのではないかというほど、本当に大きい。しかも、獅子の口の中はステージ(?)のような舞台になっている。この舞台でいったいなにが行われるのか想像もつきません。さらによく見ると、鼻の穴はスピーカー、目玉は照明になっているのがわかりました。ますますよくわからないこの巨大な獅子はいったい・・・・・

ただひたすら睨みつけている巨大な獅子の舞台。横で、小さな子どもが泣いていました。たしかに、大人でもびっくりするのに、子どもだとこんな大きな獅子、さぞ怖いでしょう。ただ、もうちょっと大きな子ども、小学生高学年にもなると、その舞台の上に登って遊んでいて、神社の人に降りるよう叱られていました。近所の子なのか、慣れているのか、謎。

難波八阪神社、というだけあって、京都の八坂神社と関係あるようです。でも、八坂じゃなく八阪。しかも、置いてあったパンフレットに「後三条天皇の御代延久の頃には既に祇園牛頭天皇を勧請せる古社として世に聞えたり」とありました。後三条天皇といえば、1034〜1073年に存在した平安中期の天皇。すでに平安時代に有名な神社だったのか、と考えると由緒ある神社なのだと思いました。ちなみに、「素盞嗚尊(すさのをのみこと)奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)八柱御子命(やはしらみこのみこと)」をまつっている。

しかし、なぜ巨大な獅子が鎮座しているのかは、いまだ謎のまま。大阪人らしく、ちょっと目立ちたかったのかも?

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。