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大阪/石切劔箭神社 「腫れ物」にご利益あり

2013/02/18

石切劔箭神社の正面

石切劔箭神社の正面

石切参道商店街

石切参道商店街

大阪では「石切さん」と親しみを込めて呼ばれている、東大阪市にある石切劔箭神社(いしきりつるぎじんじゃ)。特に最近、石切劔箭神社の門前にある参道は"おばあちゃんの原宿"といわれるほどにぎわっています。

そもそも石切劔箭神社は、石切さんと呼ばれる一方、「でんぼ(腫れ物)の神様」としても親しまれています。特に有名なのが、本殿前と神社の入口にある百度石の間を歩いて行き来する「お百度参り」。大阪をはじめ、全国からお参りに多くの人が訪れ、黙々と行き来している光景が見られます。自分も子どもの頃、祖母に連れられて一緒にこの百度石を何度も往復した記憶があって、今でも鮮明に覚えています。ただ当時、なぜ往復していたか、子ども心にすごく疑問でしたが・・・・・

石切劔箭神社は、いつ創建されたのか詳しくはわかっていないようです。ただ、代々の社家「木積」家に皇紀2年、生駒山中の宮山に可美真手命が饒速日尊を奉祀されたのを神社の起源としたのをはじめ、崇神天皇の時代には現本社に可美真手命が奉祀されたというのが伝わっているようです。

また、日本三代実録(巻十一)によると「貞観7年9月22日に河内国正六位の石切劔箭神社従五位下を授く」という記述があり、延喜式神名帳にも「石切劔箭命神社二座」と確認。ただ、かつては宮山の地にあった祭祀場が現上之社の場所に遷され、さらに明治38年に現在の本社本殿に合祀されたとのことです。その後、上之社のあった地は奥の院として信仰を集め、昭和7年には解体保存されていた本社の旧本殿が上之社に移われ、昭和47年に往古の姿を取り戻したそう。

神社の境内にはもう1つ、水神社があります。亀の池として知られていて、本当に亀がたくさんいるのを見ることができます。

一方、石切参道商店街を歩くのも、楽しみの1つです。特に、名物グルメが「よもぎ団子」で、できたてが店頭に並んでいてその場で食べることができます。ご当地キャラクターの「いしきりん」も人気者です。

石切劔箭神社

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。