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縁結び、悪縁切り、玉の輿、厄除、商売繁盛、金運、学業成就、健康などご利益のあるパワースポットを紹介します。

京都/柳を結んで良縁祈願 「六角堂」

2012/11/19

京都のオフィス街にある六角堂

京都のオフィス街にある六角堂

六角堂の境内と柳の木

六角堂の境内と柳の木

京都の中心部・四条烏丸から歩いて5〜10分ほどの場所にある六角堂は、よく行くスポットです。というのも、この六角堂の真横に「スターバックス・コーヒー」の店舗があり、休憩がてら、集合場所としても便利だからです。ちなみにこのスタバ六角堂店は、通常の店舗と異なる"コンセプトストア"で、窓が大きなガラス張りで、烏丸通からスタバをはさんでも六角堂が見えるようになっているのがポイント。

さて、六角堂はその名の通り、屋根が六角形になっています。587年、聖徳太子に創建されたといわれています。平安京が794年ですから、歴史はすごく古い。その前からあったお寺なので、京都が碁盤の目に区画整理された名残で、六角堂の釣鐘が道路の向こうにあったりします。今ではまわりが高いビルに囲まれているこの「六角さん」は、都会のオアシス的存在といえるかもしれません。

この六角堂、なぜ縁結びのパワースポットなのかというと、境内に「縁結びの柳」があって、その柳の枝の先にはたくさんのおみくじが結んである。よく見ると、柳の枝を一緒におみくじに結んであって、つまり、2本の枝を一緒に結ぶとご利益がある、といわれているからです。とても大きな柳なので圧倒されます。

由来は、嵯峨天皇が后を求めて六角堂に来て祈願すると、六角堂の柳の下に行くように夢の中でお告げがあり、実際に行ってみると絶世に美女がいて后にした、とのこと。なんともロマンチックです。

また、六角堂には、恋みくじ付きのお守り、鳩がかわいい幸福みくじなどがあります。境内には鳩がたくさんいて、人にも慣れているのでぼーっと座っていると膝や肩に乗ってきてちょっとビックリ。

さらにこの六角堂は「いけばな発祥の地」でもあります。華道の家元、池坊のビルが真横にあり、柳の木がある場所の反対側にはいけばなのオブジェを見ることもできます。狭い境内ながら見どころが多いスポットでした。

聖徳太子創建、いけばな発祥の地 | 紫雲山頂法寺 六角堂 公式 - 池坊

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。