- 中国ってどんな所?
- 中国在住9年目、夫は韓国人で2人の子供の育児中のはなオンマさんさんが住んでいる視点で驚きの中国を紹介します。
奥深い中国茶
2013/03/12
中国で生活していると、中国人が日常的に中国茶をよく飲んでいるのを見かけます。日本人がペットボトルの飲み物を飲んでいるように、中国人は自分専用の透明なプラスチックの水筒にお茶の葉をダイレクトに入れて作ったお茶を携帯している人が多いです。
お茶は中国人の古代からの習慣で色んな種類があります。発酵の度合いによって種類が分けられます。例えば、発酵していないお茶は「緑茶」で、発酵が進むにつれて「白茶」「青茶」「紅茶」「黄茶」「黒茶」と名前が変わっていきます。
日本では黒っぽいお茶と思われている「ウーロン茶」は中国では「青茶」の部類で、実際に中国で飲むウーロン茶の色は薄い黄色がかった色をしていて、味も日本で売っているものより緑茶に近い味がします。ちなみに、「鉄観音」も「青茶」で、日本では違うお茶のように思われますが、中国のお茶屋さんでは同じものとして売られているようでした。
また、日本でも有名な「プーアル茶」は「黒茶」の部類で、発酵100パーセントのものをさらに置いておき、古ければ古いほど値が上がっていくそうです。日本のウーロン茶は中国のプーアル茶の味に似ていると思います。
中国でお茶を買う際には是非、お茶屋さんで試飲をしながら選ぶと楽しいです。地方によって少し作法が違うとは思いますが、目の前でお茶をいれてもらうのを見るのはとても面白いです。思わず茶器のセットを買ってしまいそうになるほどお茶をいれてくれるお姉さんの手際はよくて、お茶をおいしく試飲させてくれます。運がよければ自分が買えないほど高くて貴重なお茶を試飲させてくれることもあります。
お茶は必要な量ずつ小分けに真空パックしてくれる所もあるので、お土産にする際には活用してみるといいです。
また、お土産に喜ばれるお茶に「花茶」があります。ジャスミン茶などの茶葉もありますが、薔薇茶や菊茶、お湯に入れると大きい花が丸ごと一つ開くものは目でも楽しめるのでとてもおすすめです。是非、中国茶を楽しんでみて欲しいです。
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はなオンマさん/女性/年齢:30代/中国北京在住/中国在住9年目、夫は韓国人で2人の子供の育児中。もはや自分が何人か分からなくなってきている今日この頃。楽しくなれる記事を書いていきたいです。