中国ってどんな所?
中国在住9年目、夫は韓国人で2人の子供の育児中のはなオンマさんさんが住んでいる視点で驚きの中国を紹介します。

中国で賃貸マンションに住む方法

2013/03/07

中国では数年前から不動産の価格が上がり続けていて、日本のバブル崩壊時のような状況が起こりうるのではないか、という心配もあるそうですが、町中には依然としてたくさんのマンションが建設されているのを見かけます。そして、不動産屋もかなりの数が存在します。

しかし、満足のいく部屋を探す作業はやはり大変です。不動産屋に行ったら、希望の価格や広さ、地域、契約したい時期などを伝えて部屋を見せてもらいます。これらの流れは日本で部屋を探すときとほぼ同じです。

不動産屋はなるべく高い部屋を契約させようとするので、少し高いけどいい部屋を見せたり、希望する家賃くらいのあまりきれいでない部屋を見せてきたりして、こちらの心を揺さぶりますから、初めから安めの値段を伝えるのも手かもしれません。

契約時、中国では敷金としての保証金を2〜3ヶ月分支払うことが普通です。これは、退居する際に壊れているものがあればそこから引かれる仕組みで、特に壊れていない場合は全額返金されますが、大家さんによっては何かと理由をつけてお金を返してくれない人もいるので注意が必要です。 それから北京では、家賃は3ヶ月ごとに支払うのが普通で(うちの場合は大家さんに手渡し)、契約時に3か月分を前払いしました。ですから契約時には家賃の4〜6ヶ月分が必要になります。

ちなみに、以前住んでいた広東省の深センでは、契約の際に、不動産屋へ仲介料を家賃の半ヶ月分と、保証金2か月分、家賃1か月分の前払いでした。家賃は1ヵ月ごとを毎月銀行振り込みで支払う仕組みでした。地域によって契約の方法が多少違うようです。

また、ほとんどの部屋は家電、家具がついていますが、必ず本契約を結ぶ前に、家具の多すぎる部屋は持って行ってくれるか確認したほうがいいですし、古い家電や家具は変えてもらえるか交渉することが大切です。契約を結んでしまうとほとんどの大家さんは交渉に応じてくれないので注意です。

中国で部屋を探す際には参考にしてみてくださいね。

関連記事
ライタープロフィール

はなオンマさん/女性/年齢:30代/中国北京在住/中国在住9年目、夫は韓国人で2人の子供の育児中。もはや自分が何人か分からなくなってきている今日この頃。楽しくなれる記事を書いていきたいです。