中国ってどんな所？: 中国在住9年目、夫は韓国人で2人の子供の育児中のはなオンマさんさんが住んでいる視点で驚きの中国を紹介します。

中国人と接するときに心がけていること

2013/09/17

尖閣諸島などの政治の問題で反日感情が爆発したとき、私は「ああ、やっぱり中国人の心底には反日があるんだな」と改めて気づかされます。

日本のアニメが好き！とか、アイドルが好き！とか、日本の電化製品や日本車がいい！という人はいても、日本や日本人自体が好き！！という中国人はほぼ居ないような気がします。

でも、結局は中国人も日本人も同じ人間です。ある程度の常識と人間性を備えた人であれば日本人だからと言っていきなり殴ってきたり罵ってきたりなんてことはありません。

中国で生活をしていて「日本人だから」と言って断られることもありません。

過去、日本語教師をしていたときに教えていた生徒や同僚の先生方には本当に親切にしてもらいましたし、娘の幼稚園の中国人のママ友もみんな仲良くしていますし、お掃除のおばさんとも色んな世間話で盛り上がります。相手から「日本人が嫌い」と感じさせられるようなことはありません。

正直、本当に心の通じる友達を作るのは簡単なことではないと思います。そこには言葉の壁や文化の違いがあるのが現実です。ただ、感じるのは、こちらが嫌いだと思っていたら、あちらもそれと同じような態度をとってくるということです。こちらが一生懸命友達になろうとすればあちらもそのように接してくれます。結局は1対1になったときには人間対人間でしか在り得ないと思っています。ですから、私も「中国人だから」という考えは持たないことにしています。

感じの悪い人に当たったときには、「ああ、この人はこういう人なんだ」と思うことにしています。

中国に来たばかりの時には「中国人の○○なところが嫌！！」とよく日本人同士で愚痴っていましたが、何年か暮らしていると、そうやって愚痴っていることがだんだん無駄であることに思えてきて、そのうち、他の日本人が「中国人って～」と愚痴っていると嫌な気さえするようになってきました。

中国人に対しての情なのか、何なのか…。もはや自分が何人なのか分からなくなることもたびたびです。

ライタープロフィール

はなオンマさん／女性／年齢：30代／中国北京在住／中国在住9年目、夫は韓国人で2人の子供の育児中。もはや自分が何人か分からなくなってきている今日この頃。楽しくなれる記事を書いていきたいです。