中国ってどんな所?
中国在住9年目、夫は韓国人で2人の子供の育児中のはなオンマさんさんが住んでいる視点で驚きの中国を紹介します。

ショッキングだった中国

2013/01/07

私が13年前に留学で初めて中国に来たときには多くのカルチャーショックを受けました。

一番衝撃的だったのは、女性が脇毛の処理をしていなかったことでした。エアコンのついてない満員のバスに乗ってつり革につかまった女性をふと見るとびっくり!なんてことがよくありました。 よく考えてみると、当時の中国にはかみそりというものがあまり売っていなかったんだと思います。

また、化粧をしていると尋常でないくらいに顔を凝視されることがありました。それは、当時の中国では化粧をしている女性はお酒の場で男性を接待するような女性がするものであったからです。ですから、化粧をしている女性を目にすること自体ほとんどありませんでした。外国の化粧品なんかもほとんど売っていない時代でした。

他にも、コーヒー文化が入っておらず、中国人はみんなコーヒーを飲むと夜、眠れなくなると強く信じているみたいでした。たまに、ホテルのラウンジのメニューにコーヒーがあって頼んでみると、飲めないくらいに濃いコーヒーが出てくることが多々ありました。 今では街の至るところにスタバのようなカフェができ、休日ともなると座る所がないくらいに客で溢れています。

中国と言えば「ニーハオトイレ」と言われるほど、中国のトイレ事情は日本人には受け入れがたい厳しいものが昔はありましたが、それも北京オリンピックを境にとても改善されました。扉のないトイレはもう目にすることはありませんし、きれいにそうじされたトイレが増えました。昔は外出中は死んでも外のトイレを使うもんか、っていう思いで出かけていましたが、最近は安心して出かけられます。

列に横入りする、並べない人も昔は多かったですが今では順番を抜かされてイライラすることが少なくなりました。

それから、昔は道端で大声でけんかをしている人をよく見かけました。それをたくさんの野次馬が囲んでいて、なんとも人間くさい光景をよく見かけたのですが、最近はめっきり見かけなくなりました。これだけは少し寂しい感じがしてしまいます。

なんだかんだと今年中国生活が9年目になりますが、カルチャーショックがやみつきになってこんなに長く住んでしまっているのかもしれません(笑)。

関連記事
ライタープロフィール

はなオンマさん/女性/年齢:30代/中国北京在住/中国在住9年目、夫は韓国人で2人の子供の育児中。もはや自分が何人か分からなくなってきている今日この頃。楽しくなれる記事を書いていきたいです。