中国ってどんな所?
中国在住9年目、夫は韓国人で2人の子供の育児中のはなオンマさんさんが住んでいる視点で驚きの中国を紹介します。

尖閣問題真っ最中の中国で感じたもの

2013/09/09

2012年9月のある日、私の住んでいる中国北京の日本大使館の前で大規模の反日デモが行われました。

その何ヶ月か前から尖閣諸島の問題が騒がれているのは知っていましたが、その何年か前にも反日デモが行われたことがありましたし、中国人が反日感情を持っているのはもう当たり前のことなので、特に気にしていなかったのですが、この時のデモは今までとは違って心底、反日感情が怖いな、と感じさせられる出来事でした。

とは言っても、実際に私が直接中国人から何かをされた、というわけではありません。

日本大使館の前ですごい数の中国人が反日デモを行っているというニュースをインターネットで見てしばらくすると、色んなうわさが耳に入ってきました。例えば、「日本車がぼこぼこに襲撃された」とか、「日本食レストランが壊された」とか、「タクシーに乗って携帯に『もしもし』と出たら日本人とばれて、下ろされた」とか、「韓国人2人が地下鉄に乗って話していたら、中国人が怖い顔で近寄ってきて『日本人か?』と聞かれた」とか、「いきなり中国人に殴られた」とか、不安にならざるを得ないようなうわさが多く耳に入ってきました。また、なるべく日本人と分かるようなそぶりは外でしないほうがいい、というお知らせメールなんかも届いていました。

知り合いの知り合いが被害に合った、という話は聞きましたが、幸いにも私の家族や直接の知り合いが被害に合うことはありませんでした。しかし、ここまで反日運動が激しくなったことは私が中国で暮らす中で初めてのことだったので、子供を連れて外出するのはとても緊張しました。なにせ、子供はどこでも無邪気に日本語を話しますから(汗)。

うわさの他には、町に「釣魚島は私たちの島だ!」という垂れ幕がされていたり、そういう文句の張られた車が走っていたりするのを多く目にしましたが、そのたびに「日本人が嫌いだ!」と言われているようで本当に悲しくなりました。

最近はやっと落ち着いてきましたが、そのとき感じた不安な気持ちはまだ忘れられません。

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ライタープロフィール

はなオンマさん/女性/年齢:30代/中国北京在住/中国在住9年目、夫は韓国人で2人の子供の育児中。もはや自分が何人か分からなくなってきている今日この頃。楽しくなれる記事を書いていきたいです。