- ホステスがお店をオープンするまで
- 「お店を出したきっかけ」「物件探し」「思っていたことと違うこと」などホステスがお店をオープンするまでを紹介します。
不景気などと言わず、まず自分で決めましょう
2012/02/29
正直、私がどうのこうのアドバイスするのはおこがましいと思っています。この世界で頑張ってる人で、夢を抱いて一生懸命にお金を貯めてる方がいるはずです。
そのような方には大変申し訳ないというか、合わせる顔がありません。そもそもお店を持つ事は考えていなかったのですから・・・。そんな人間が、いきなりお店を出したんですから。
オープンに至るまでの経緯、軽はずみな行動に思われるかと思います。それは認めますが、これはこれでタイミングなんだと思います。
私の友達で、20年近くホステスをしている子がいます。お店をオープンするかどうか迷った時、彼女に相談しました。彼女は20年近く、私はブランクありの数年の経歴。ここはベテランに聞きましょうと思ったわけです。
すると彼女「やろうと思った時にやらないと、結局ズルズルしちゃって、自分もそのタイミングを逃したことがある」と言いました。
なるほど!思い立ったが吉日。てやつですな。そう思った時、よっしゃ!と思ったのです。
ですが、その時の周りの反応が想像していたとおり「このご時世、やったところで先が見えてるだろ」というマイナスな発言ばかり。そんなマイナス発言のシャワーを浴びて、どんどんと冷めてく私。
だけれど、その中でも「そうかそうか。よく決断したな!」と言ってくれたお客様がいました。このたった一人の発言に、私は強く励まされました。10人の反対意見より1人の賛成意見って大きいです。私は、その方の言葉を励みに「やったるでー!」って気になったのです。
単純です。でも、単純だからこそ、思いきったことができたのです。そうじゃなければ、いつまで経っても「そのうち。そのうち。」と思っていたはずですもん。そのうちって、本当にありませんからね。
もし、今お店を持ちたいと思うなら、絶対やったほうがいいです。それも、自身に負担がかからない程度にお金をかけること。無理してまでやる時代ではありません。失敗したら、すぐに止められる程度のものは必要かと思います。
やらずに後悔するよりやって後悔。というのは、よく聞く事です。それはその通り。不景気だからと身構えず、思い切りが大切です。
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アールさん/女性/年齢:30代/北海道函館市在住/中学生の男の子2人をもつシングルマザーです。ホステスとして働いていますが、空いた時間は趣味のオークションで出品作業。好きなことは読書と音楽・映画鑑賞。ただ、今はちょっとその時間が取れないのが残念。食べて飲んで寝ることが今の楽しみで、それがストレス解消にも。それでも疲れが著しい時は、椎名林檎さんのCDやDVDで英気を養います。