ホステスがお店をオープンするまで
「お店を出したきっかけ」「物件探し」「思っていたことと違うこと」などホステスがお店をオープンするまでを紹介します。

誰も来なかったらどうしよう?・・・という不安からの脱出法

2012/02/15

私自身の性格の問題だと思うのですが、お客様が1人も入らなかったらどうしよう?という思いが、毎日私の頭から離れず、とにかくハラハラしてばかり。それがオープンしてからずっと続いたわけですが、これを打破するのに大変苦労しました。

今日本日、誰かが来るという確約がないと「どうしよう?」と心の中で焦り始めます。もちろん顔には一切出しませんが、落ち着きのない気持ち。その繰り返し。これなら身がもちません。これから、長い事営業していかなければならないというのに・・・。そう。わかっているのです。なのですが、やはり私の悪い癖。

なんとかならんのか?と、まずは、あらゆる本を読み漁りました。世に言う啓発本。それらを読んでは、なんとか気持ちを落ち着けるのです。それでもダメだったのは、結局自分自身で溜め込んでいたからなのでしょう。

そんな時私を救ってくれたのが、超ポジティブな知人でした。こういう理由で気分がダウンしているのだと伝えると、「ちゃんとやることやってるんだから、大丈夫」と元気に励ましてくれました。その「大丈夫」という言葉は私を大きく変えました。

それからというもの、何かにつけて相談しては「大丈夫」をたくさんもらいました。不思議なもので、その言葉は魔法のようなものになり、私を安堵させるに十分でした。

それだけで?と思われるかもしれませんが、根がポジティブな人の言葉というのは、力強いもので、説得力があるものです。

そういう人と一緒にいると、自分まで影響されると言います。まさしくその通りで、私はみるみるポジティブ女と化し、今では「もう少し心配した方が・・・」と思われるほどになったかもしれません。これはこれで困ったものですが。

何かとふさぎこんでしまう方!自身で溜め込まず、誰かに話す。特に前向きな人に。そして、できることなら褒めてもらいましょう。これは本当におススメです。周りに居なければ、私の知人をお貸しします。ご一報ください。(笑)

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ライタープロフィール

アールさん/女性/年齢:30代/北海道函館市在住/中学生の男の子2人をもつシングルマザーです。ホステスとして働いていますが、空いた時間は趣味のオークションで出品作業。好きなことは読書と音楽・映画鑑賞。ただ、今はちょっとその時間が取れないのが残念。食べて飲んで寝ることが今の楽しみで、それがストレス解消にも。それでも疲れが著しい時は、椎名林檎さんのCDやDVDで英気を養います。