- ホステスがお店をオープンするまで
- 「お店を出したきっかけ」「物件探し」「思っていたことと違うこと」などホステスがお店をオープンするまでを紹介します。
常に楽しいと思えることが大事
2012/02/24
この仕事は根本的に楽しいものです。もちろん、つらい事もあります。思い通りにいかないこともたくさんあります。ですが、楽しさの方が断然上です。
人は人とのつながりで生きていけます。この商売は、ひとりひとりのつながりを如何に大事にするかだと思います。適当にあしらっていては、付き合いは長続きしません。まず、お客様は数あるお店の中から、選んで来てくれるのです。それだけで感謝なのです。「ありがとう」と心から言わなければなりません。わざわざ足を運んでくれたということが、何より。
来てくれたということだけで、楽しいことなんです。さらには美味しいお酒を飲んで、いろんな会話をする。これ以上楽しいことなどあるの?と思います。
毎日誰かが1人でも来てくれた・・・それだけで幸せで楽しい。こんなことを言えば「何を青いことを言ってるのだ?」と思われるかもしれません。
私の言ってることは、受け入れ難いかもしれません。それでもいいのです。
具体的に、ピンポイントで楽しいことをあげることも出来ますが、それすら上回る日常の楽しさを、私は今回敢えて伝えたいと思います。当たり前なところに楽しさや嬉しさがあって、その流れで最終的に幸せを感じられる。商売に限らず、それはすべてに共通することなのではないでしょうか?
常に「楽しい!」と思えることは、とても大事なことだと思います。辛いはずの仕事すら楽しいと思えたら、こりゃあラッキー♪さらに前を向いて進んでいける。
この先も、お客様に来てもらうことを考えたら、私はすでに楽しい気分になります。これは「毎日ご飯が食べられて幸せ」と、思うことと似ています。
こんな風に思うようになるまでは、たしかにいろいろありました。数多くの経験を経て、今に至るわけですから。経験してきたそれら、辛くて悲しいことも、もちろんありましたが、それらは今の幸せな私には、必要な経験だったと思うのです。
あれほど辛くて悲しかった離婚すら、感謝してしまえるようになったのです。
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アールさん/女性/年齢:30代/北海道函館市在住/中学生の男の子2人をもつシングルマザーです。ホステスとして働いていますが、空いた時間は趣味のオークションで出品作業。好きなことは読書と音楽・映画鑑賞。ただ、今はちょっとその時間が取れないのが残念。食べて飲んで寝ることが今の楽しみで、それがストレス解消にも。それでも疲れが著しい時は、椎名林檎さんのCDやDVDで英気を養います。