- ホステスがお店をオープンするまで
- 「お店を出したきっかけ」「物件探し」「思っていたことと違うこと」などホステスがお店をオープンするまでを紹介します。
飲んで飲んで、飲まれて飲んで・・・の失敗談
2012/02/20
お店を持つということは、初めてのことばかりなので、とかく失敗もつきものです。特にお酒の席、酔った勢いでの失敗は過去にも数知れず。着物を着たままつっ転んで起き上がれないとか、恥ずかしいエピソードはたくさん。今は一応"ママ"という立場。着物を着て酔っ払っても、慎重に歩きます。当たり前か。
ですが、仕事上の失敗はもちろんあります。
私は、何より飲み過ぎてしまう傾向があり、一番多いのは計算が出来なくなること。決まって、気心が知れた古くからのお客様や、お友達限定なのですが・・・。
実際1万ちょっとのお会計が「あれ?5万円になっちゃう」とか、明らかな計算間違いをしてしまいます。困ったものです。そんな時は、当然頭がクラクラしています。で、その勢いで頭をぶつけてしまい、翌日「痛い。痛い。」と連呼するのです。また、何故ここに?という青タンがあちらこちらに出来ていたり・・・。
お仕事なのだから、飲み方も気をつけねば。と思っていても、楽しくなっちゃうんですね。もちろん、相手のお客様と話が合ったりすればするほど。
毎回、体のためにも抑えながら飲まなきゃと思うのですが、なんせお酒が大好物な私。そうは思っても、やっぱり飲んでしまうのです。
それと、もうひとつの失敗談。お酒を飲まないお客様がいらっしゃった時、お番茶の注文を受けて出したところ「これは香りがまったくないぞ。安いお茶だろう?!」と一喝されたことがあります。そうなんです。本当に安いお茶だったんです。お酒以外を侮っていました。反省。
すぐお茶専門店に足を運び、店員さんに相談をして美味しそうなお番茶を購入しました。"○○園というお茶屋さんからお番茶購入しました。是非味わいにいらしてください"とメールを送り、ほどなくしていらっしゃったお客様に提供したところ、「うん。これは香りがぜんぜん違う。高かっただろ」と絶賛。胸を撫で下ろしました。
そのような失敗を繰り返し、お客様に教えられ、成長していけたら何より。
ただ、お酒を飲み過ぎての失敗談は、これからもずっと続くことでしょう。
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アールさん/女性/年齢:30代/北海道函館市在住/中学生の男の子2人をもつシングルマザーです。ホステスとして働いていますが、空いた時間は趣味のオークションで出品作業。好きなことは読書と音楽・映画鑑賞。ただ、今はちょっとその時間が取れないのが残念。食べて飲んで寝ることが今の楽しみで、それがストレス解消にも。それでも疲れが著しい時は、椎名林檎さんのCDやDVDで英気を養います。