小説の書き方
「週刊小説」(現在廃刊)のショートストーリー賞に入賞したことのあるMUMUさんの小説の書き方・体験記を紹介します。

どのようなペースで書くのか?

2012/09/26

執筆の工程表

私はプロではありませんので、締め切りは自分で決めて、執筆計画表をみながら、ときには執筆予定を手帳にも書き込んで執筆します。仕事もありますので、仕事のあいまに執筆するわけですが、ショートショートの場合は原稿用紙で五枚前後なので、書き始めたら最後まで書き上げます。月に2編くらいのペースで書いています。ショートショートの場合も、最低でも3回くらいは推敲して直しをします。執筆予定表では、毎月2編を投稿することにしてありますが、忙しい月は、ひとつも書けない月もあります。

短編の場合も1日に5枚くらいを目安にして執筆します。調子のよいときは十数枚続けて書き上げます。書ける時期は2日、3日で短編を書き上げますが、推敲にはその倍の日数を要します。

長編の場合は、ショートショートや短編を書きつつ、そのあいまに2枚づつ書いていくペースです。だいたい一ヶ月か二ヶ月くらいで書き上げるペースです。

プロの作家の場合は、出版社、編集者から執筆の依頼が来て、締め切りも提示されますが、私の場合は、自分で毎年年末になると「執筆計画表&投稿予定表」をワープロで記入します。

数ページにわたって、ふとひらめいて書こうと思っているストーリーやテーマを書き込んでいます。そのあとに、ページを新しくして、1年間の投稿予定表を記入しています。例 1月4日締め切り ○○社 □□賞原稿用紙○枚以内 作品名 賞金 発表月のように記入しています。1月から12月までを前記しましたように記入し、スペースをあけて、今度は投稿済みの作品を、発表月ごとに記入しておきます。

ショートショートの場合は、別枠にして毎月の投稿予定だけを記入しています。そのように計画的に執筆するようにしてきましたので、毎年、飽きずに執筆活動をしてこられたのだと思っています。

ちなみに私が投稿しているものは小説だけでなく、俳句、川柳、エッセイ、詩など、文芸全般と商品のアイディアなど多種にわたっています。書店で販売されている「公募ガイド」という雑誌があり、その雑誌を毎月のように購入して「執筆計画表&投稿予定表」を作成しています。

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ライタープロフィール

MUMUさん/男性/年齢:50代/新潟県在住/神社が好きで日本各地をまわっています。趣味でボーカロイドでの音楽作りやギターでオリジナルの歌をつくり、ときどきライブもしています。自分らしく生きることをモットーにしています。