ホームヘルパー2級の資格を取得するまで
介護の資格、ホームヘルパー2級を取得するまでを紹介します。

どういう勉強を始めたのか?

2011/11/17

ニチイの通信教育の場合、4冊の教科書と1冊の問題集が自宅に送られてきました。問題集には4段階に分けられた問題があり、それらの解答を導き出して、順次ニチイへ送付するようになっていました。

4冊の教科書をまず読破して、その後、問題に取りかかるのが普通の勉強方法だったのかもしれません。しかし私の場合、どうしても教科書だけを読み進めることができませんでした。何度チャレンジしても駄目で、それならと直接、問題集を解くことにしました。

ホームヘルパー2級の資格取得には、この問題の解答を導き出すことは必須でした。どうしても解答を導き出さなければという切迫感のようなものが湧いてきて、私はようやく勉強に集中できるようになりました。

1回に提出しなければならない問題は、20問〜30問でした。それらを全て解くのには、かなり時間がかかりました。問題は全て、4沢や5沢の問いかけで、その中のどれが正解か、あるいは間違っているかという問題でした。

しかし問いかけ形式の問題というのは微妙で、ほんの少しの言葉使いの違いで、問いかけの意味が変ってしまいます。そんな問題ばかりの集まりの中から、正解を探す作業はかなり難解でした。

1つの問題の答えを導き出すために、あちこちのページを広げては読み、また広げては読みました。それはかなり時間を要する作業でした。

しかしただ教科書を読み進めるのとは違い、正解が分かったときには「やった」という達成感がありました。と同時に、それまで読み進めてきた事柄が自然に頭の中に入っていました。

この方法を見つけてから、私の勉強はスムーズに進みました。全問題の解答を提出するまでには4ヵ月ほどかかり、しかも点数も合格ラインぎりぎりでしたが、それでも途中で挫折することなく終えることができました。

仕事や家事、または育児をしながらの勉強は大変です。自分に許された時間いっぱいを使って、それぞれの生活リズムに合った勉強方法を見つけることが一番の近道だと思います。

関連記事
ライタープロフィール

キイチロウ/男性/50代/福井県在住/ごく普通の仕事をしていて、ごく普通の考え方をする、ごく普通の趣味を持った、ごく普通の外見の人間です。ただ他の人よりも少しだけ、人間ウォッチングに優れていると自分では思っています。