数学検定1級の資格取得するまで
数学検定1級とはどういう資格か?取得するにはどうすれば良いのか?数学検定1級の資格取得するまでの体験記を紹介します。

数学検定の難易度について

2011/10/21

今回は、数学検定の2級・準1級・1級の難易度についてご説明したいと思います。ただし、あくまで私の経験上での話しなので、実際の難易度とは若干異なるかもしれませんので、ご了承ください。

まず数学検定2級の難易度ですが、出題範囲は数学Bまでで、いわゆる数学のセンター試験と出題範囲はほとんど一緒です。ただ問題のレベル自体は、センター試験よりも簡単です。現に、私は数学のセンター試験では9割も取れませんでしたが、数学検定2級は満点を取ることができました。ただ、問題は全て記述式なので、特に文系の人で記述式に慣れていない人は、ある程度記述式の感覚を掴んでおいた方がいいでしょう。

次に数学検定準1級の難易度ですが、数学Cまでが出題範囲ですが、問題のレベル自体は2級同様、簡単なものが多いので、中堅私立大レベルの数学力があれば、十分合格できると思います。ただ、数学C自体が、そこそこ難しい内容を扱うので、文系の人にとっては、少し難しく感じるかもしれません。

そして数学検定1級の内容ですが、大学レベルの数学が出題されるため、かなり難しいです。ただ大学レベルの数学と言っても、あくまで教養レベル、すなわち大学数学の基礎レベルの出題なので、理系の大学生であれば、むしろ簡単に思えるかもしれません。文系の人には相当難しく感じるかもしれませんが、高校レベルの数学も1級では出題され、高校レベルの数学はそこまで難易度は高くないので、文系の受験生は、高校レベルの数学で確実に点を取り、大学レベルの数学は分かる問題だけ解けるようにするのがベストかと思います。

ざっと数学検定の難易度について説明させていただきましたが、全ての級に共通して言えることは、難問や奇問は数学検定では出題されることはまずありません。中学受験の算数で出題されるような、高度な発想力を要する問題や、東大や京大入試の数学みたいな難問が出題されることはないのです。基礎から標準レベルの問題さえ解けるようになれば、数学検定は必ず合格できる試験と言えます。

したがって、数学のセンスが有ろうが無かろうが、数学が得意でも苦手でも、しっかりと勉強さえすれば、数学検定は誰でも取得することができる資格なのです。

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ライタープロフィール

エイシンフラッシュさん/男性/年齢:20代/大阪府在住/旅行をするのが生きがいとも言える人生をおくっています。青春18きっぷを使って日本全国を旅しています。いずれは世界各地にも足を運ぶつもりです。趣味は野球観戦、競馬、パチスロ、資格の取得です。