数学検定1級の資格取得するまで
数学検定1級とはどういう資格か?取得するにはどうすれば良いのか?数学検定1級の資格取得するまでの体験記を紹介します。

いよいよ1級に挑戦

2011/10/12

数学検定準1級に合格し、いよいよ次は1級合格を目指すわけなんですが、ここからがまた、険しい道のりとなるのです。数学検定1級は、大学レベルの数学も出題されるので、そもそもどうやって勉強していいか分からなかったのです。

とりあえず、数学検定1級の過去問を買い、どのような問題が出るのか確認をしたのですが、かなり難しそうだったので、これは相当気合を入れて勉強する必要があると思いました。

次に参考書選びですが、これも苦労しました。準1級まででしたら、高校数学の参考書だけで何とかなりますが、1級になると大学数学の参考書も必要となるのですが、どの参考書がいいかなんて全く分からなかったので、結局参考書は買わず、大学の図書館で使えそうな参考書を片っ端から借りることにしました。

そしていざ勉強を開始したのですが、いくら数学な得意な私でも、1級はかなり難しく感じ、なかなか思うように勉強がはかどりませんでした。闇雲に勉強をしても、効果は薄いと思ったので、勉強方針を変えることにしました。

数学検定の1級は、あくまで主題範囲が大学レベルまでなので、当然高校レベルの数学も出題されます。なので試験では、高校レベルの問題で確実に点を取り、大学レベルの問題は分かるところだけ点を取るといった作戦で行くことにしたのです。したがって、大学レベルの数学は、ある程度範囲を絞って勉強することにし、そして平行して高校レベルの数学も復習していくことにしたのです。

勉強方針を変えたことにより、スムーズに勉強もはかどっていきました。大学レベルの数学にも徐々に慣れていき、過去問を実際に解いてみても、当初は全く分からなかった問題も、いくつか解けるようになったのです。

そして大学3年の春に、初めて1級の試験に挑戦しましたが、さすがに力不足は否めませんでした。高校レベルの数学は何とか分かったものの、やはり大学レベルの数学は太刀打ちできず、結局1次試験、2次試験伴に不合格でした。

ちなみに、言い忘れていましたが、数学検定には1次試験と2次試験があり、1次試験は計算能力を測る基本的な問題が中心で、2次試験は応用問題が中心となり、1次試験は全体の70%、2次試験は全体の60%以上の得点を取れば、合格となります。

私は1次試験で60%、2次試験で40%しか取れなかったので、残念ながら合格できませんでした。

しかし、これで今後の勉強の見通しもある程度ついたので、次の試験では合格できるように、さらに勉強を積み重ねていきました。

関連記事
ライタープロフィール

エイシンフラッシュさん/男性/年齢:20代/大阪府在住/旅行をするのが生きがいとも言える人生をおくっています。青春18きっぷを使って日本全国を旅しています。いずれは世界各地にも足を運ぶつもりです。趣味は野球観戦、競馬、パチスロ、資格の取得です。