便利屋体験記
「便利屋の仕事とは」「辛かったこと楽しかったこと」「便利屋の収入」「便利屋を始めるには?」など便利屋の仕事体験記を紹介します。

便利屋を始めるには?

2013/09/06

便利屋であれば、個人でも開業することができるのでは?ということを考えたことのある方もいるかと思います。筆者は過去に便利屋で働いていたことがありますので、便利屋を開業するにはどうすればよいのか?ということを紹介します。あくまで従業員からの観点なので、もしかすると他に気をつけるべき点などがあるかもしれませんが…。

メインの作業は何になる?
便利屋と聞くと、墓参り代行、お話相手、並び代行などが思い浮かぶかと思いますが、実はこれらの依頼というのはほとんど来ません。多く依頼がくるのは生活周りの作業で専門業者が少ない、もしくは専門業者だと高く感じる作業です。これらの作業をメインにして、専門業者よりも低価格で設定して、他のはおまけ程度で考えるのが良いでしょう。

主にどんな作業になるのか?
メインとなりえる作業としては水道関係、内装、引越し、処分、雪かき(一部地域冬季限定)などがあります。特にこの中で引越しや処分が利益率が高いので、「自分にこれといった特技がない」という時にはこのあたりをメインとするのが良いでしょう。また引越し、処分をするには大型車や作業人員確保が必要です。もし大型車が用意できない時には
「ワンボックスで入る範囲まで」
「作業人員は1名のみ」
と、ある程度規模を限定しておくとよいです。※ただし、引越しや処分には許可が必要なので注意しましょう。

前にしていた仕事を活かしたい場合
前に水道関係や内装、建築など技術がある程度必要な職種に就いていて、それを活かしたいというのももちろんOKです。むしろその方が以前の顧客と仲良くなっていれば仕事を得やすいですし、技術を評価されて別の顧客を紹介されやすいです。便利屋から専門の会社になることもあるかもしれません。

チェーンに加入する方法も
今では全国チェーンの便利屋などもありますので、「技術も力仕事ができる体力もない」という時にはチェーンに加入して研修を受けるのもひとつの方法です。チェーンの場合も自分で始める場合も、やはり仕事が安定する迄に数ヶ月かかるのが通常ですので、半年位は収入がなくても大丈夫な資金を用意しておくのがよいです。通常チェーンの研修には結構な費用がかかりますので注意しましょう。

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ライタープロフィール

浅瀬ハマグリ/男性/年齢:30代/北海道在住/とにかく色々なことを経験したい、という気持ちで様々な仕事をしているうちに、気づけばちょっと特殊な仕事などもしていました。そんな経験を面白おかしく紹介できたらと思います。