便利屋体験記
「便利屋の仕事とは」「辛かったこと楽しかったこと」「便利屋の収入」「便利屋を始めるには?」など便利屋の仕事体験記を紹介します。

実は凄い!?便利屋の収入

2013/09/02

便利屋という職種を聞いて、どのような仕事なのか?やっていくことはできるのか?ということが気になる方は多いかと思います。筆者は便利屋という仕事をしていたことがありますので、これら便利屋の収入についてを紹介します。

便利屋なら処分が一番!
便利屋というのはその事務所によって、主に行なっている作業が異なります。筆者のいた場所では、主にメインが処分関係でした。ですが実は「○○の作業がメイン」と、特に得意分野がない場合には処分をやっている便利屋が多いのです。これは処分が一番利益率が高いからということがあります。

処分はなぜ利益が高い?
便利屋が処分をする際には、通常「処分料金」としてお金がかかります。つまり有料引取なのですが、実はこの有料引取した物を"更に売却"しているということが多いのです。タンスや食器棚などの家具は破損が少ないものであれば、便利屋がリサイクルショップやオークションで販売したり、場合によっては便利屋自身が別に中古ショップを運営していることがあります。つまり、「処分料金+販売料金」と二重の利益を出すことができます。便利屋によっては、販売できそうなものであれば買取、無料引取とすることはありますが、多くの場合は処分として料金をとっているのが実態です。

実はまだある処分の収入源
家具などであればタンス1,000円、食器棚2,000円…と単価をつけて有料処分とすることが多いのですが、単品家具の処分ではなく一部屋の処分となると、それぞれの家具処分代金+アルファで全体の部屋作業料金を提示することがほとんどです。もちろんその中に人件費などもあるのですが、その価格というのが割とアバウトでほぼ自由な価格設定ができます。なのでお客の様子を見て、すでに決定する雰囲気であれば高めに設定して、他業者と比較する雰囲気であればちょっと金額を下げる、ということがあります。これは引越し専門業者でも同じことが言えます。

他の作業は?
処分メインの便利屋でも、処分だけではなくて窓の取り付けや雪かき作業、枝の剪定など、様々な作業を依頼されたら手伝うことがあります。ですが、実はこういった作業というのは専門の業者が少ないために相場というのがあまり決まっておらず、どれも価格設定が自由な場合が多いです。ただ、それぞれの作業で利益が多いからと言っても、作業数が少なければやはり利益を出すことができません。毎日必ず作業が入っている、というのが理想でしょう。

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ライタープロフィール

浅瀬ハマグリ/男性/年齢:30代/北海道在住/とにかく色々なことを経験したい、という気持ちで様々な仕事をしているうちに、気づけばちょっと特殊な仕事などもしていました。そんな経験を面白おかしく紹介できたらと思います。