カリフォルニアってどんな所?
アメリカ人の男性と結婚しカリフォルニアで生活しているシャイロさんが、現地の様子を紹介します。

うそでしょう!?そんな法律ってありなの?

2015/12/08

アメリカは州で独立していますから、それぞれの州によって法律も違います。とても面白いシステムですよね。ですから、違う州に行けばまるで外国に来た様な感覚になることがあります。オレゴン州などは消費税がありませんし、ラスベガスのあるネバダ州では、カジノで潤っていますので所得税などもありませんしね。日本人の私たちからすれば、羨ましいというか、とても面白いですよね。

ところで、最近主人から聞いた、面白いカリフォルニアの法律があるのです。そんなのあり〜?!と、思わず突っ込みたくなりますが、この機会にいくつかご紹介させていただきますね。

1.ホテルの部屋でオレンジの皮を剥いてはいけない。

これを聞いた時には、主人にからかわれているのかと思いましたが、調べてみると本当なんです。

"Peeling an orange in your hotel room is banned in California"

思わず「何で?どうして?」と声に出してしまいます。これはジョークなのでしょうか。確かにカリフォルニアはオレンジが有名ですよね。それにかけて面白い法律を作っただけなのでしょうか・・・。

主人に聞いてみると、「オレンジの皮を剥くと、果汁が飛んで汚くなるだろう?誰かがベッドのシーツやカーペットを汚したんじゃないか?」という事でした。確かにオレンジを剥くと、ピュっと汁が飛び散ることがありますが・・・。グレープフルーツはどうなのよ!!法律で禁止するまでのものかどうかは疑問ですね。

2.It is illegal to set a mousetrap without a hunting license.

どういう意味かといいますと、"免許無しでねずみ捕りの罠をしかけてはいけない"という意味なのですが・・・。これも面白いですよね。日本でもハンティングをする場合には、狩猟免許が必要になりますが、ネズミは例外ですよね。私の実家の近くには畑が多いために、数々のネズミ捕り用の罠を見た事があります。カリフォルニアでは、ネズミを摂るにも狩猟免許が必要なのですね。とても面白いルールだと思いませんか。

3. "You are not permitted to wear cow boy boots unless you already own at least two cows."

これも、傑作です。どういう意味かと言いますと、牛を二頭以上所有していない人のカウボーイブーツの着用は禁止なのです。カリフォルニアの一部の地域の法律らしいのですが、見た時には笑い転げてしまいました。日本でもカウボーイブーツが一時流行し、私も愛用していましたが、カリフォルニアでは、大変な事になるのですね。とてもユニークな法律ですよね。

まだまだ面白い法律が沢山ありますので、またの機会にご紹介しますね。

それでは、Have a nice day!

関連記事
ライタープロフィール

シャイロさん/女性/年齢:20代/カリフォルニア在住/日本・アメリカで舞踊家として活躍。伝統芸能伝承を目標に子供達のためのワークショップに努める傍ら、趣味でモデルやライター活動もしています。