カリフォルニアってどんな所?
アメリカ人の男性と結婚しカリフォルニアで生活しているシャイロさんが、現地の様子を紹介します。

技術よりも早さ!?ちょっとガッカリなアメリカのネイルサロン

2015/12/15

カリフォルニアには、数多くのネイルサロンがあります。とても多くのサロンがありますので、サロン選びは大変です。私はというと、利用する時には、いつも口コミなどを良くチェックしてから行くようにしています。

アメリカのネイルサロンへ行くと驚くのが、ネイルサロンの多くはベトナム系の方々によって運営されているということです。英語が通じないスタッフも多くいますので、日本のネイルサロンのように"会話を楽しみながらゆっくりと"という感じではありません。

日本のサロンでは、より最新の技術や流行に合うオシャレなトレンドを意識して施術するのに対して、アメリカのサロンでは、よりスピーディーにリーズナブルにという事が重視されているように思います。接客などはあまり問題ではなく、黙々と作業を進めるスタッフの方々が多いです。サービスを受ける側としては、少し寂しいです。せっかくその場で時間を共有する訳ですから、おしゃべりをしながらゆっくりとサロン日和を楽しみたいものです。

まず、サロンへ入ると棚から自分の好きな色のマニキュアを持ってくるように指示されます。そして、自分で選んだマニキュアを席まで持って行き、日本と同じようにネイルのケアから始めます。普通のマニキュアであれば20分程度で終了しますし、ジェルネイルでも40分はかからない早さだと思います。

店内を見渡すともう一つ驚くことがあります。それは、男性スタッフの数です。最低でも1〜2人の男性スタッフが女性のネイルを担当しているではありませんか。これは、日本では見た事の無い光景でした。やはり女性としては同性のスタッフに施術してもらいたいのが率直な意見ですが・・・。

ですが良く考えてみれば、男性スタッフがいるのにも理由がありそうなんです。なぜなら、アメリカでは、ビジネスマンもマナーの一つとしてネイルケアをするからなんですよ。全てのビジネスマンがという訳ではありませんが、爪先から綺麗にするというのがデキる男性の戦術なんですね。とても魅力的だと思います。女性は、男性の指先を良く見ていますからね。

という訳で、私的には日本のサロンの方が断然好きです。素晴らしいサービスと、トレンド感溢れる技術は、スピーディーさや値段重視のアメリカに勝るものがあります。どちらを取るかですよね。皆さんはどうですか?

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ライタープロフィール

シャイロさん/女性/年齢:20代/カリフォルニア在住/日本・アメリカで舞踊家として活躍。伝統芸能伝承を目標に子供達のためのワークショップに努める傍ら、趣味でモデルやライター活動もしています。