カリフォルニアってどんな所?
アメリカ人の男性と結婚しカリフォルニアで生活しているシャイロさんが、現地の様子を紹介します。

アートな街、ベニシアへの誘惑

2015/11/17

パブリックアート

パブリックアート

カリフォルニアもサクラメントに住んでいる私たちは、なかなかビーチまで足を伸ばす機会がありません。サンフランシスコまでは混んでいればフリーウェイで2時間掛かってしまいますから、なかなか時間の確保ができる時でない限りは、気が進みませんよね。行って帰ってくれば疲れてしまいますからね。

日本は日本海側で育った私にとって、海を見る事が出来ない生活はとても悲しいものでした。カリフォルニアと言えば、ビーチ!というイメージがありましたので、海に行けないという心配はしていなかったのですが、やはり毎週の様にサンフランシスコに出掛ける訳には行かずに、引っ越してからは海が恋しい生活を送りました。

そんなある日「サンフランシスコまで行く必要は無い。自分で近くの海を見つけよう!」と思い、Googleマップを開いてみました。すると、車で1時間程の所にベニシアという場所を見つけたのです。ベニシア・・・初めて聞く名前です。早速インターネットで検索してみると、最初に飛び込んで来たのが、美しい海と緑豊かな街の写真でした。何も考えないまま、思わず「明日ここに行こう!」と、写真を見ただけで主人を誘ったのでした。

そして次の日、早速ベニシアへ向かいました。そこは期待通りでした。青い海がとても美しく輝き、潮の臭いが懐かしく、私の胸を幸福で一杯にしました。なんて、素敵なんでしょう!ランチは勿論ビーチサイドでのピクニックです。

ここベニシアは、なんとサクラメントの前にカリフォルニアの州都が置かれていた場所だそうです。歴史背景が濃く、資料館や博物館もありました。そして何と言っても、パブリックアートの数々には胸が躍りました。ここベニシアは芸術が盛んに行われ、至る所に見られるオブジェやアートの数々には、思わず笑顔にさせられます。とても素晴らしい作品に出会いましたし、可愛くて美味しいお店も沢山見つけました。自然が豊かな場所ですので、アウトドアを楽しむにもにもピッタリですし、ビーチに繋がるストリートにはオシャレなお店が並び、女性の目を楽しめてくれます。観光客があまりいないのも大変魅力的です。

それからというもの、ベニシアは私の大好きな場所になりました。海が見たい時には、必ず訪れるスポットになりましたよ。私的には、サンフランシスコよりも落ち着ける穴場だと思っています。

さて皆さん、行ってみたいと思いませんか?

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ライタープロフィール

シャイロさん/女性/年齢:20代/カリフォルニア在住/日本・アメリカで舞踊家として活躍。伝統芸能伝承を目標に子供達のためのワークショップに努める傍ら、趣味でモデルやライター活動もしています。