ドイツってどんな所？: ベルリン在住のMIKIさんがドイツについて紹介します。

お肉だけを焼くドイツのバーベキュー

2013/10/10

暖かな季節になるとドイツ人は公園でバーベキューを楽しみます。使い捨ての簡単なバーバキューセットがあるので、少人数でバーベキューを楽しみたい場合には、使い捨てバーベキューセットを使用して安くあげます。使い捨てではなく、本格的なバーベキューをやりたい場合には、10ユーロ前後でも立派なバーベキュー台が売っています。

ドイツのバーベキューはとにかく肉！肉！肉！たまにソーセージ！です。野菜を焼くという発想はドイツ人にありません。野菜を焼こうものならば、「邪道なバーベキューだ！」と言われてしまいます。マッシュルームやピーマンを持って行ったことがありますが、彼等は物珍しそうに見ていました。ドイツ人の胃袋の中には、野菜のためのスペースは一切ありません。肉とアルコールを詰め込むだけのようです。

「ドイツのバーベキューでは、どんなお肉を買えば良いの？」と疑問に思うかもしれません。スーパーのお肉エリアでは、バーベキュー用に味付けがされているお肉が売っています。バーベキュー用味付けお肉が見当たらない場合には、とりあえずバーベキュー用のソーセージを買っておきましょう。これはどのスーパーでも見つかります。

ベルリンの公園にはバーベキューが禁止なエリアがあります。多くの公園で火を使うことが禁止になっているので、バーベキューをする際には注意が必要です。警察が見回りをしている場合があるので注意しましょう。

バーベキューをして問題になるのは、火の不始末です。火が消えていると思ってゴミ箱に使用済みの使い捨てバーベキューセットを放り込んで、ゴミ箱から火が出るということがよくあります。火の後始末をしっかりするようにしましょう。

人が集まるバーベキューでは、みんな遊び道具を持って来ます。お肉を焼いている合間にフリスビーやバトミントン、シャボン玉や凧揚げで遊んでいる人もいます。お肉を食べることに疲れたら、気分転換に少し体を動かして「第二ラウンド」に向けて胃にスペースを作るのです。

ライタープロフィール

MIKIさん／女性／年齢：20代／ベルリン在住／海外旅行が趣味で南国に語学留学をしました。世界各地に滞在しアーティスト、ライターとして活動しています。