ドイツってどんな所?
ベルリン在住のMIKIさんがドイツについて紹介します。

ベルリン国際映画祭/映画祭を満喫するためには

2013/09/05

ベルリン国際映画祭 (Internationale Filmfestspiele BerlinまたはBerlinale)は世界三大映画祭のひとつです。2002年にはこの映画祭で宮崎駿監督作品の「千と千尋の神隠し」がグランプリにあたる金熊賞を受賞しましたね。毎年実力派の作品が出典されるので見ごたえがあります。

私はこの期間にまとめて映画を見るようになりました。「映画祭」なのでお祭り気分で楽しめるし皆が映画モードなので友達と話題の映画を見て回れる良い機会なのです。レッドカーペットが敷かれ、監督や俳優軍がベルリンに集まるのでわくわくします。ここではベルリン国際映画祭の楽しみ方と知っておくべき注意点をご紹介します。

ベルリン映画祭にはドキュメンタリー作品が多く見られます。話題作や評価作が集まるのでこの祭典をきっかけに無名の若手監督が公に知られるようになります。作品上映だけではなく監督や出演者のお話を聞ける舞台挨拶もあり、それも見所のひとつです。

毎年2月に10日間だけ行われるベルリン国際映画祭。席は限られているのでチケットの購入は簡単ではありません。人気映画のチケットは祭典の初日にはすでに売り切れているものと考えたほうが良いでしょう。チケットは余裕を見て数週間前に購入しましょう。

映画祭の作品は期間中に様々な場所で上映されます。しかしそのチケットはオンラインまたは指定の場所でしか購入出来ないので注意しましょう。ポツダマー・プラッツ駅(Bahnhof Berlin Potsdamer Platz)近くにあるチケット・カウンターでのみチケットが直接購入出来ます。カウンター頭上にあるスクリーンを見てまだ残っているレア・チケットをゲットしましょう。

毎回ポツダマー・プラッツ駅まで出向くのは大変なので、見たい映画がある場合にはあらかじめプログラムをチェックしておいてチケットのまとめ買いをすると良いでしょう。
http://www.berlinale.de

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ライタープロフィール

MIKIさん/女性/年齢:20代/ベルリン在住/海外旅行が趣味で南国に語学留学をしました。世界各地に滞在しアーティスト、ライターとして活動しています。