40歳過ぎてから図書館司書の資格取得
40歳過ぎて通信制大学へ通い図書館司書の資格を取得した体験記

上手く行った勉強法

2011/10/20

自分に合った勉強法というのは、その人その人の生活環境によって違います。夜型の人、朝型の人、日中が一番良いという人など様々あると思います。

私の場合は40歳という年齢でしたから、いつも近くに妻と子どもたちがいました。自分の自由時間というのは、夜遅くの22時以降でした。

しかしその時間私は、ついついテレビを見てしまいました。スポーツニュースや時事問題など、気になる事柄が山ほどありました。リビングで教科書を広げてみても、とても勉強に集中できませんでした。

しかし時間帯を早朝に変えてからは、それまでと全く変わりました。朝5時に起床して洗面をし、外へ出て軽く体を動かして、郵便受けから朝刊を取ってきます。10分ほど新聞を読むことで、私が知りたかったスポーツの結果や時事問題など、情報は全て得ることができました。

そしてその時間帯には、テレビは見たいと思いませんでした。勿論、見たい番組も放映していませんでした。早朝には、まだほとんどの人が眠りについていました。テレビの音も、ラジオの音も、車や電車の騒音も皆無でした。

聞こえるのは、チッチッという、鳥のさえずりでした。その静かな環境は、私に最適の勉強環境を与えてくれました。夜間は考えられなかった集中力で、私は勉強を続けました。集中力が自分の意志だけではないことを、私は初めて知りました。

勉強法にはいろいろあると思いますが、一番重要なものはどれだけ集中できるかだと私は考えています。集中した早朝の勉強は、自分自身にとって新しい発見でした。

夜はそれまでよりも少し早い11時に就寝をして、早朝の5時に起床します。毎朝1時間から2時間の勉強を、その後、私はずっと続けることができました。

それでもそれは1年中毎日というわけではなく、飲み会があったり家族旅行のときには中止しました。それはできる範囲での、状況に合わせた勉強法でした。

この早寝早起き勉強法は、どうやらほかの人にも効果があったようでした。それ以来、わが家の家族はみんな、この勉強法で試験に合格しています。

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ライタープロフィール

キイチロウ/男性/50代/福井県在住/ごく普通の仕事をしていて、ごく普通の考え方をする、ごく普通の趣味を持った、ごく普通の外見の人間です。ただ他の人よりも少しだけ、人間ウォッチングに優れていると自分では思っています。